【ネタバレ】『ファンタスティック4』おまけシーンのアノ人、本人が演じていた スー役が認める

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)最新映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(全国公開中)でインビジブル・ウーマン/スー・ストームを演じたヴァネッサ・カービーが、自身が参加したミッドクレジットシーンの真相をVarietyに語った。(以下、映画のネタバレを含みます)
宇宙での任務中に特殊能力を得た4人組ヒーローチーム「ファンタスティック4」の活躍を描く本作。チームの精神的支柱であるスー・ストームは、自身の身体を透明化させることが可能で、戦闘時は目に見えないエネルギーを駆使してフォース・フィールドを形成する。チームリーダーで夫のリード・リチャーズ(ペドロ・パスカル)との間に第1子を妊娠しており、新たな家族を迎える準備をしている。
ミッドクレジットシーンは、本編の4年後という舞台設定。スーが劇中で出産した息子・フランクリンは4歳になり、スーはファンタスティック4の本拠地バクスター・タワーで本の読み聞かせをしていた。スーが本を取るため一時離席する隙に、何者かがタワーに侵入。彼女が戻ってくると、フランクリンの前にいたのは、緑色のローブを羽織ったドクター・ドゥームだった。
ドクター・ドゥームは、次回作『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日日米同時公開)に登場する大ボスで、ロバート・ダウニー・Jrが演じることが決定している。ミッドクレジットシーンでは、ドゥームが鉄の仮面を手に持っているものの、その素顔は確認できない。映画を観ただけでは、ダウニー・Jr本人が演じているのか判断は困難だ。
ミッドクレジットシーンに出演したヴァネッサは、ダウニー・Jrがドゥームを演じたのか聞かれると「はい! ロバートはいつだって現場にいます。彼がいないなんてことはありません」とダウニー・Jr本人だったと証言。「彼は私たちのリーダーで、私たちは“ゴッドファーザー”と呼んでいるんです。彼は私たちをずっと見守ってくれていて、一緒に仕事をするのは本当に楽しいです」と共演を振り返る。
『ドゥームズデイ』に直結するミッドクレジットシーンは、『ファンタスティック4』のマット・シャックマン監督ではなく、『ドゥームズデイ』のルッソ兄弟(ジョー・ルッソ&アンソニー・ルッソ)が手がけている。一足早くルッソ兄弟と仕事をしたヴァネッサは「ルッソ兄弟とロバートは長年にわたって、深く協力し合ってきたので、その現場にいるのはとても特別なことです。それに、『アベンジャーズ』の撮影中に妊娠していたこともあって、本当に素晴らしい経験でした。すごく刺激を受け、体調を気遣ってもらえて安心感がありました」
また、ミッドクレジットシーンでは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の作曲家アラン・シルヴェストリが手がけたドクター・ドゥームのテーマ「Doom?」が先行視聴できる。ファンタスティック4が合流する『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は現在撮影中だ。(編集部・倉本拓弥)


