吉岡里帆、金魚柄&花咲く浴衣姿で魅了 恋愛相談には熱いエール

女優の吉岡里帆が14日、東京国際フォーラムで行われた映画『九龍ジェネリックロマンス』の「夕涼み試写会」に、共演の水上恒司と共に登壇。吉岡は、映画ファンからの恋愛相談に答えるコーナーで「だらだらしない! 思いはまっすぐに!」とエールを送るシーンも見られた。
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本作は、『恋は雨上がりのように』の原作などで知られる眉月じゅんの漫画を実写映画化。懐かしさあふれる街・九龍城砦を舞台に、ある不動産会社で働く鯨井令子(吉岡)が、職場の先輩・工藤発(水上)にひそかに思いを寄せていくなかで繰り広げられる恋模様を描く。
白の爽やかな浴衣姿で登場した吉岡は「ちょうどアニメ版で(金魚のキャラクター)“サクセス”の声をやらせていただいたんです」と笑顔を見せると「そのご縁で、今日は金魚柄の浴衣にしました。あとは頭に朝顔が咲いて、背中にバラが咲いて、花がきれいに咲き乱れています」とコンセプトを明かすと、一回転して会場を魅了する。
本作は台湾で撮影が行われ、吉岡は「半分ぐらいが台湾のスタッフさんだったのですが、とても景色が素晴らしくて、漫画を再現するには最高の場所でした」と振り返ると「とにかくご飯が美味しくて毎日毎日モリモリ食べていたら、日本に帰るころにはプリップリな感じに仕上がってしまって」と苦笑い。
この日は作品にちなんで、恋に悩む一般の人から募ったお悩みに答えるコーナーも。小中の同級生と頻繁にデートをしているという女性から、お互い好きだと思うのに、なかなか相手に告白してもらえないという質問に、水上は「それは男性側がその状況に甘えていますね」とぴしゃり。
続けて水上は「『付き合うの? 付き合わないの?』って迫る。女性の強さで恐喝です」と回答すると会場内は大爆笑。そして、吉岡も「恐喝って……」と笑いつつ「寂しそうな顔をして『この状況って何だろうね?』と言うのはどうでしょうか?」と提案。水上は「それも手法を変えた恫喝ですね」と突っ込みを入れると、吉岡も苦笑い。
この質問をした女性が会場にいることがわかると、水上は「えー」と驚き、吉岡は「『恐喝して』だなんてすみません」と平謝り。その後、相談者の話をしっかり聞いた吉岡は「やっぱりその男性は男を見せた方がいいですね。ダラダラしない! 思いはまっすぐに伝えよう! 伝えられるときに伝えないと後で後悔しますよ」と、この場にいない男性に激を飛ばしていた。
吉岡は「この映画を観たら、恋は理屈じゃないなと感じると思います」と語ると「人を愛せるのは目の前にその人がいるから。あらためて好きな人に思いを伝えられることってすごいことなんだなと思います」と映画に込められたメッセージを述べていた。(磯部正和)
映画『九龍ジェネリックロマンス』は8月29日より全国公開


