ジョニー・デップ、『パイレーツ・オブ・カリビアン』復帰へ プロデューサーと話し合い「すべては脚本次第」

映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズへの復帰が期待されているジョニー・デップが、最新作への出演に向けてプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと話し合いの場を設けたことが明らかになった。ブラッカイマーが Entertainment Weekly に認めた。
1作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』(2003)から5作目『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(2017)まで海賊ジャック・スパロウを演じたデップは、元妻アンバー・ハードとの名誉棄損を巡る泥沼裁判の影響で、ディズニーとの関係が断ち切られた状態だった。「DV加害者」というレッテルを貼られたデップは、2022年に名誉毀損裁判で勝訴しており、同シリーズへの復帰を待望する声が上がっている。
ブラッカイマーによると、デップはジャック・スパロウ再演に前向きであり「役の描き方が気に入れば、彼はやると思います。すべては脚本次第です」と述べている。現在は、全員が納得できる脚本を固める段階だといい「製作するには、正しい脚本を手に入れなければなりません。まだそこには至っていませんが、近づいています」と進捗を明かした。
ブラッカイマーは先日、シリーズ通算6作目となる新作はリブートになると Screen Rant に明かしたばかりで、おなじみのキャストも何名か続投すると予告していた。デップと話し合いを行ったブラッカイマーは、「もし私の判断に委ねられるなら、彼は出演するでしょう。私は彼を愛しています。良き友人で、素晴らしいアーティストで、唯一無二の魅力を持っています。ジャック船長を作り上げたのは彼ですから」と自信をのぞかせている。(編集部・倉本拓弥)


