実写映画『続・赤毛のアン』前編、本日放送 教師になったアンが良家の子女が集う女学校へ

ルーシー・モード・モンゴメリーの名作文学をミーガン・フォローズ主演で実写映画化したシリーズ第2作『続・赤毛のアン アンの青春』(1988)のハイビジョン・デジタル・リマスター完全版の前編が本日(16日)午後2:00~3:55、NHK BSで再放送される。
カナダのプリンス・エドワード島を舞台にした本作。グリーン・ケイブルスに住むマシュー(リチャード・ファーンズワース※2000年死去)とマリラ(コリーン・デューハースト※1991年死去)兄妹に引き取られた空想好きの孤児アン(ミーガン・フォローズ)を主人公にしたストーリーで、前作では男の子の養子を希望していたマシューとマリラのもとに手違いからアンがやってきて、家族となるさまが描かれた。その続編となる本作では、18歳になったアンが、新天地でさまざまな試練を乗り越え成長していく。
作家を目指しながら、地元の学校で教師として働いていたアン。親友のダイアナ(シュイラー・グラント)は結婚、アンは医学校に合格したギルバート(ジョナサン・クロンビー)から求婚されるが、彼を友達としてしか見られない。やがてアンは恩師の紹介で良家の子女が集まるキングスポート女学院へ赴任。そこで強烈な“洗礼”を受ける。
監督を前作『赤毛のアン』(1986)に続いてケビン・サリバンが続投。なお、ギルバートを演じたカナダ人俳優ジョナサン・クロンビーさんは2015年、脳出血のため48歳の若さでこの世を去った。
後編は8月23日、午後2:00~午後4:03に放送。プリングル一族の悪意と偏見で学校に苦情が殺到し、アンは辞職を要求されてしまう。資金援助も打ち切られ、困ったアンはステーシー先生(マリリン・ライトストーン)の助言で慈善公演を開き、収益を全額学校へ寄付しようと奮闘。念願だった小説の出版も決定し、故郷に戻るが、ギルバートが重体だと聞かされる。(石川友里恵)


