ダニエル・デイ=ルイスの8年ぶり俳優復帰作、緊迫感あふれる予告編が公開!
名優ダニエル・デイ=ルイス(68)の8年ぶりとなる俳優復帰作『アネモネ(原題) / Anemone』の予告編(海外版)が初公開された。3度のアカデミー賞主演男優賞(『マイ・レフトフット』『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』『リンカーン』)に輝いた唯一の人物であるダニエルは『ファントム・スレッド』(2017)をもって俳優引退を表明したが、息子ローナン・デイ=ルイスの監督デビュー作でスクリーンに戻ってくる。
父と息子、兄弟間の複雑で深いつながりを探究する作品とだけ紹介されている本作は、デイ=ルイス親子が共同で脚本を執筆したもの。今回公開された予告編でもあまり多くは明かされていないが、ダニエルが演じたのは、軍隊での暗い過去が原因なのか、家族を捨ててうっそうとした森で隠居しているレイ・ストーカーだ。『ロード・オブ・ザ・リング』のショーン・ビーン演じるキャラクターが彼を訪ね、手を差し伸べようとするも拒絶。不穏なシーンが次々と映し出される緊迫感に満ちた仕上がりになっている。
そのほかの出演は『マイノリティ・リポート』のサマンサ・モートンなどで、ブラッド・ピットの制作会社プランBが手掛けた。10月3日より米公開される。(編集部・市川遥)


