倍賞千恵子&木村拓哉共演の感動作『TOKYOタクシー』涙の本予告編が公開

倍賞千恵子&木村拓哉が共演した感動作『TOKYOタクシー』の本予告編とメインビジュアルが公開された。2023年に日本でも公開されてヒットしたフランス映画『パリタクシー』を基にした本作は、山田洋次監督が大都市・東京を舞台に人生の喜びをうたいあげたヒューマンドラマだ。
木村が演じたのは、毎日休みなく働いているタクシー運転手の宇佐美浩二。娘の入学金や車検代、家の更新料など次々にのしかかる現実に頭を悩ませていた浩二のもとに、85歳のマダム・高野すみれ(倍賞)を東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送るという依頼が舞い込む。最初は互いに無愛想だった二人だが、次第に心を許し始めたすみれは「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがあるの」と浩二に寄り道を依頼。東京のさまざまな場所を巡りながら、すみれは自らの壮絶な過去を語り始め、このたった1日の旅が二人の心を、人生を、大きく動かしていくことになる。
今回公開された予告編はそんな二人の旅の道中を映し出すほか、ラストには浩二がタクシーの中で涙するシーンも。あふれ出す涙をぬぐう浩二の、さまざまな感情が入り混じった表情に心を揺さぶられる。
また、追加キャストも発表。若きの日のすみれ(蒼井優)が、ある事件で証言台に立つ際の裁判官を、今回山田監督作品に初出演となるマキタスポーツが担当。すみれが向かう高齢者施設のスタッフ役には『こんにちは、母さん』など山田組に多数出演している北山雅康、すみれの息子・勇役をNHK連続テレビ小説「あんぱん」で柳井嵩の幼少期を演じた木村優来、すみれと浩二が食事をするレストランで居合わせた客役を『学校III』以降山田組の常連で『キネマの神様』以来の出演となる小林稔侍が務めている。(編集部・市川遥)
映画『TOKYOタクシー』は11月21日より全国公開


