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92歳になった『めまい』女優、久々の公の場に登場!

生涯功労賞の金獅子のトロフィーを受け取ったキム・ノヴァク
生涯功労賞の金獅子のトロフィーを受け取ったキム・ノヴァク - Andreas Rentz / Getty Images

 アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『めまい』をはじめ、『ピクニック』『媚薬』などへの出演などで知られる女優のキム・ノヴァク(92)が、第82回ベネチア国際映画祭で生涯功労賞の金獅子のトロフィーを受け取った。

【画像】まさに伝説!美しきキム・ノヴァク

 キムは1991年の『オブセッション/愛欲の幻』をもって女優業を引退しており、2015年のトロント国際映画祭で『めまい』が上映された時以来の公の場への登場となった。キムは「非常に尊敬される映画祭から名誉ある金獅子賞を頂き、深く感激しています。人生におけるこの段階で、わたしの作品群が認められるのは夢のようです。ベネチアで過ごす一瞬一瞬を大切にし、それはわたしの心を喜びで満たすことでしょう」と声明を出した。

 今年のベネチア映画祭ではキムのドキュメンタリー映画『キム・ノヴァクズ・ヴァーティゴ(原題) / Kim Novak’s Vertigo』が上映され、それに合わせての表彰となった。同作は彼女の人生がいかに『めまい』(原題はVertigo)と密接に関連しているかが、彼女の家族、彼女を操ろうとした映画会社の重役たちと対峙しなければならなかったハリウッドでの日々、ハリウッドを離れてオレゴンの森の中で画家として生きることにした彼女の決断などと共に映し出される。(編集部・市川遥)

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