風間俊介、映画『ふつうの子ども』27名の生徒役を相手に担任教師ぶりを披露!

風間俊介が20日、都内で行われた映画『ふつうの子ども』の「4年1組大集合!風間俊介&呉美保監督による特別授業」に呉美保監督と登壇。担任教師・浅井裕介役の風間は、味元耀大、嶋田鉄太、瑠璃をはじめとした合計27名の子供たちを上手くまとめ、イベントを盛り上げた。
本作は『そこのみにて光輝く』の呉監督と、脚本家の高田亮が再び組んだ人間ドラマ。生き物が好きな10歳の小学4年生・上田唯士(嶋田)は、環境問題に取り組む三宅心愛(瑠璃)に恋をする。唯士は彼女に近づくため、心愛が夢中になっている環境保護活動に参加するが、そこにクラスの問題児である橋本陽斗(味元)も加わったことで、3人の活動は想定外の方向へ向かい始める。
風間は子供たちを引き連れて登壇すると「気をつけ、礼、よろしくお願いします」と全員であいさつ。「出席を取っていきたいと思います」と一人一人の名前を呼ぶと、子供たちは大きな声で返事をした。続けて、「ここからみんなにいくつか質問をしていこうと思います。今、緊張している人」と呼びかける風間。数人が手を挙げると、風間は「緊張している人、積極的に指していきます」と宣言し、子供たちをドキドキさせた。
「撮影の合間にふざけていたのは自分かも? と思う人」という質問に手を挙げた子供に、風間は「その自由さがこの映画の良さではあった」と言いつつ、「現場で何回か俺に怒られた人もいると思うんですけど……」と撮影時を振り返る。「またこのメンバーで撮影したい人?」には全員が挙手。風間は「そうだよね。ありがとうございます。逆に手を挙げてなかったら何があったんだ? と聞きたくなっちゃう」と胸をなで下ろした。
イベントの最後、生徒役の長峰くみは「撮影のときは本当に学校にいるような感じがして、とても楽しかったです」と笑顔を見せる。味元は「浅井先生、うちらを上手くまとめてくださってありがとうございます」と感謝。嶋田は「面白いと思ってくれたら知り合いや家族に伝えてほしいと思います。『国宝』超えを目指してますんで」と大口をたたいて会場の笑いをさらった。
その嶋田と大熊大貴は他作品で風間の息子役を務めたことから、風間は「大貴は息子役を経験した後に生徒になっているという、僕の中でなかなか複雑な…。逆パターンが鉄ちゃん(嶋田)。ここで先生やったあとに息子になるっていう。ここにうちの息子二人います」とはにかむ。そして、「爆発シーンとか派手なシーンがある映画ではないんですけど、普遍的なものを描いて、時間をかけてでも少しでも多くの人に届いたらいいなという作品になりました。今すぐに爆発的な広がりじゃなくても、何年かけても最終的に多くの人に観てもらえたらと心の底から思います。これからもこの作品を愛してください」とアピールした。(錦怜那)
映画『ふつうの子ども』が公開中


