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浜辺美波、1980年代にカルチャーギャップ「とにかくどこでもタバコを吸っている」

浜辺美波
浜辺美波

 俳優の浜辺美波が21日、丸の内ピカデリーで行われた「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」(10月1日スタート、毎週水曜22時~※初回30分拡大)第1話完成披露試写会に、脚本の三谷幸喜、主演の菅田将暉ほか、二階堂ふみ神木隆之介小林薫アンミカ西村瑞樹バイきんぐ)、大水洋介ラバーガール)、ひょうろくと共に出席。1984年が舞台の作品だからこその設定に驚きを見せていた。

【画像】イベントに菅田将暉、二階堂ふみ、神木隆之介、浜辺美波ら豪華キャストずらり!

 「合い言葉は勇気」以来、25年ぶりにゴールデン・プライム帯の民放連ドラの脚本を三谷が手掛けた本作。1984年の渋谷を舞台に、まだ何者でもない若者たちの、くすぶりや情熱、苦悩、そして恋を、三谷ワールド全開で笑いと涙を織り交ぜながら描く。浜辺は、渋谷にひっそりとたたずむ神社の巫女・江頭樹里を演じている。

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 2000年生まれの浜辺にとって、1984年は未知の世界。浜辺は「わたし自身、もちろん80年代は生きていなかったので、書物で読んだり、その時代の方に話を聞いたりしていても、どこかイメージができない部分があったんです」と正直な胸の内を明かすと「でも現場に行き、完成された壮大なオープンセットに足を踏み入れた瞬間『これか!』としっくりきました」と作品の一つの見どころでもある美術の素晴らしさを強調する。

 さらに浜辺は「とても活気がある時代で、生きている人たちがみな個性的でぶつかり合っている感じ。そのなかで、独特のほの暗さもあるのが80年代なのかな」と自らが感じた匂いを述べると「でも驚いたのが、たばこですね」と目を見開く。浜辺は「とにかくどこでも吸っているんです。歩きながら外で吸っているから、結構危ないんですよね。通りすがりの方もたくさんたばこを吸っているので、すごくけむい」と笑うと「いまの時代ではなかなか感じられないことなので、びっくりしました」と感想を述べていた。

 一方“三谷青年”をモチーフにした新人放送作家・蓬莱省吾を演じた神木は「どこまで三谷さんのしゃべり方を取り入れるべきなのか、すごくプレッシャーがありました」と語ると「でも実際に撮影が進むと、三谷さんがモチーフの役ですが、蓬莱省吾として生きることができました」と役に入り込めたという。

 そんな神木の演技に三谷は「出来上がった作品を観たら、よくぞここまで僕を再現してくれたなと思いました。僕にしか見えなかった」と絶賛し「母親も泣くと思います」と付け加えた。三谷の言葉に神木は「ありがたいです。本当に嬉しいです」と破顔していた。(磯部正和)

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