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「SPY×FAMILY」江口拓也、ロイド過去編に特別な思い「演じ方はすごく考えました」

 アニメ「SPY×FAMILY」Season3のキャスト舞台挨拶付き先行上映会が28日、ローソン・ユナイテッドシネマ STYLE-S みなとみらいで行われ、ロイド・フォージャー役の江口拓也をはじめ、アーニャ役の種崎敦美(崎はたつさきが正式)、ヨル役の早見沙織、ボンド役の松田健一郎が出席。10月4日に初回を迎える新シーズンの見どころについて語り合った。

【動画】“ロイド”江口拓也、話題の絵をイジられる

 シリーズ累計発行部数3,800万部を突破した遠藤達哉の同名漫画をアニメ化した本作は、東西で冷戦状態にある国家を舞台に、凄腕スパイ・コードネーム〈黄昏〉(たそがれ)が、殺し屋ヨル、超能力少女アーニャとかりそめの家族となり、トラブルを解決していくアクションコメディー。

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 先行上映会のチケットは、競争率25倍以上という人気ぶりだ。会場では、Season3の第1話&第2話にあたるmission38とmission39を上映。江口も「会場の皆さんに観ていただいた後ということで、ようやく届けられたという喜びもあり、皆さんが喜んでいただいている姿、エネルギーを感じてうれしく感じています」と語ると、種崎は「1話の始まりと、2話の終わりの温度差がエグいですね」と続けた。

 さらに早見が「早くこの先が観たいとウズウズしています。会場の皆さんもウズウズしていますよね」と呼びかけると、松田も「フォージャー家が帰ってきたなと。ここから始まるなという感じですよね」と感慨深げな様子を見せた。

フォージャー家キャストが集結!

 上映会では、mission38とmission39の感想や、今後のエピソードの見どころ、ロイド過去編の設定画などについてトークを行った登壇者たち。特に、少年時代のロイドがいかにしてスパイになろうと決意したのか。これまでにないシリアスな展開が描かれるロイド過去編については、キャスト陣も特別な思いがあったようだ。

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 まず江口が「やはりロイドが“ロイド”という名前を名乗る前、このドラマがあったからロイドになったんだっていう大切なシーン。自分でもこの後の展開を原作で見た時は、これは非常に重要なところになるなと思っていて、このシーンでの演じ方はすごく考えました」とその思いを語ると、早見も「ロイドさんの過去の部分はみんな気になってたところだと思うし。こうやって映像化されて、我々もアフレコの時にいろいろな気持ちになりました」とコメント。

 さらに松田が「とうとう、この話がアニメになる時が来てしまったかと。最初に子供たちが遊んでいるシーンがあまりにも平和すぎて。この平和がある日……というのは実際に我々の世界でも起こりうることなので。平和な日常って当たり前じゃないんだなというのを、すごく教えてくれるというか、考えさせられる話だなと思います」と続けると、種崎も「原作でも読んでいましたし、アフレコもやったし、台本も知っているはずなのに、完成したアニメを観た時にすごいくらっちゃいました。だからアニメで放送された時、『SPY×FAMILY』を楽しみに待ってくださってるちびっこのみんなは、大人の方と一緒に見て、お話をしてほしいなと思ったりもしました」と呼びかけた。

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 さらに江口が「やっぱり守るべき平和ということで、この後にロイドを名乗る少年がいかにして青年になり、ロイドになるのか……というのは、やっぱりくるものがありますよね」としみじみ語っていた。

 またこの日、Season3のオープニング主題歌が、スピッツの「灯を護る」に決定したことが江口によって発表された。同曲はスピッツにとって初のテレビアニメ書き下ろし曲となる。またイベントではオープニング映像が初披露され、江口も「なぜか分からないですけど、このオープニング映像を聴いてると涙が流れてくる」とコメントすると「1本の物語を見たようなドラマが詰まってました」としみじみ。早見も「早く歌詞を見ながら聴きたい」と楽曲の世界観にすっかり魅了されている様子だった。(取材・文:壬生智裕)

アニメ「SPY×FAMILY」Season3は10月4日(土)23時~テレビ東京系にて放送開始

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