『バーフバリ』シリーズのプラバースが主演『雨が見つけた君』邦題決定!

映画『バーフバリ 伝説誕生』(2015)、『バーフバリ 王の凱旋』(2017)で世界的スターとなったプラバースが約20年前に主演したロマンス・アクション作品『Varsham(原題)』(2004)の邦題が『雨が見つけた君』に決定し、ポスタービジュアルが公開された。2004年公開当時、南インド映画界で大ヒットを記録した本作は、今回が日本初公開だ。
求職の旅の途中、若者ヴェンカトは駅で恵みの雨に喜んで歌い踊る女性を見て一目ぼれする。その後、モンスーン期の雨が引き合わせたかのように再会した二人は徐々に心を通わせていく。だが、地元のの有力政治家も彼女を見初めて、自分のものにするため彼女の父に近づく。賭け事好きで借金を抱える父親は申し出に飛びつき、娘の価値を高めようと彼女を映画に出演させたうえに二人の仲を引き裂こうとする。
公開されたポスタービジュアルには、雨に濡れながらもやさしく微笑む二人と、「あの日の雨が、すべてを変えた。」とのキャッチコピーが配され、物語の世界にいざなう。
共演は、『PS1 黄金の河』(2022)、『PS2 大いなる船出』(2023)や『レオ:ブラッディ・スウィート』(2023)で知られるトリシャー・クリシュナン。またインド映画音楽の第一人者デヴィ・スリ・プラサード(『ザ・フェイス』・2014、『ランガスタラム』・2018)が手がけた楽曲の数々も名曲揃いだ。なお、メガホンを取ったショーバン監督は、40歳の若さで亡くなっている。
20年の時を経て、雨をモチーフにしたロマンティックな映像美、アクション、音楽が融合した本作が、4Kリマスターで鮮やかに蘇る。11月28日(金)シネ・リーブル池袋ほかで全国順次公開。(北山郁)


