ジェレミー・レナー、AI生成アニメ映画のナレーション担当

映画『アベンジャーズ』シリーズのホークアイ役などで知られるジェレミー・レナーが、生成AIによる長編アニメーション映画『スターダスト・フューチャー:スターズ・アンド・スカーズ(原題) / Stardust Future: Stars and Scars』のナレーションを担当することが明らかになった。Varietyが独占で報じた。
【画像】瀕死の重傷から驚異の回復!娘と事故後初のレッドカーペットを歩くジェレミー・レナー
本作は、気候変動、紛争、死生観、人間の意識といったテーマを、テクノロジーと自然が共存できるのかという哲学的視点から探求する作品。2D&3Dを融合させた複合的アニメーション技法を採用した、初のAI生成映画になるという。ジェレミーは「時の神託者」と呼ばれるナレーターとして、宇宙の起源から2080年までの壮大な物語を語りかける。
制作会社は、ジェレミーとドキュメンタリーでタッグを組んだことがある映画監督イー・ジョウ率いる「イントゥ・ザ・サン・エンターテインメント」。収益の一部は、里子支援を行うジェレミーのチャリティー財団「レナーベイション財団」などに寄付される。
ジョウ監督は「AIは人間の創造性を置き換えるものではなく、ツールなのです。私たちの可能性を広げ、芸術、身体、記憶、テクノロジーが時を超えて融合する世界(不滅の景観)を築くものです。安全で敬意ある使い方をする限り、私はAIのポジティブな可能性に希望を抱いています」と声明でコメントしている。映画は11月全米公開予定。(藤田良太)


