チョコプラ長田、剥離骨折後初イベント 椅子でネタ披露『アバター』メイクで「主人公の気持ちがわかりました」

チョコレートプラネットの長田庄平と松尾駿が30日、都内で行われた映画『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(12月19日日米同時公開)のハロウィーンイベントに出席した。長田は年末放送予定の特別番組の収録中に、左足の甲を剥離(はくり)骨折し、全治3か月と発表されたばかり。この日は、映画に登場するナヴィ族の特殊メイクを施した姿でキャスター付きの椅子に座って登場。松尾と共に“TT兄弟”の掛け声をあげるなど、元気一杯のトークで会場を盛り上げた。この日は渋谷凪咲も登壇した。
『アバター』シリーズは、神秘の星パンドラを舞台に、先住民族ナヴィが、侵攻する人間の脅威に立ち向かう物語。任務のためパンドラを訪れた車椅子の元海兵隊員ジェイク(サム・ワーシントン)が、人間とナヴィのDNAを組み合わせた肉体“アバター”となり、やがてナヴィの一員となって、家族のため人間に反旗を翻す。最新作には、ナヴィの悪役アッシュ族を率いるヴァラン(ウーナ・チャップリン)が登場し、物語はさらに激化する。
ケガについて「大丈夫ですか?」と聞かれた長田は「なんとか立つこともできます。パンドラに降り立った、ジェイクの気持ちがわかりました」と本シリーズのストーリーに絡めてケガの状況を紹介する。
同シリーズの大ファンだという長田はまた、松尾とともにジェームズ・キャメロン監督が来日した時の思い出をしみじみと回顧し、アバター愛を語った。最新作については「新しいキャラクターとの戦いがあるということで、すごくワクワクします。前回は海が舞台。今回は炎ですね。どんな世界観になるか楽しみ」と期待を寄せ、一方で「前回はこの作品のPRでプールに入りましたけど、今回は火渡りでも……いや両足いってまう!」とケガを自虐ネタに変えて、笑いをとることも忘れない。
キャメロン監督の魅力について聞かれると、長田は「『ターミネーター』『タイタニック』と撮っていて、どんだけ好きなんだっていうくらい“TT”好き。僕らの映画も作ってくれないかな……。会った時はTTポーズを一緒にしてもらって、サインまでもらったんです。それは宝物で棚に飾っています。今回もお会いしたいです」と今作での共演も希望。「冒険が好きで、冒険をするために副業で映画を撮っている。副業で一番になるのはすごい」とキャメロン監督を絶賛していた。(取材・文:名鹿祥史)


