生駒里奈、ガンダム『鉄血のオルフェンズ ウルズハント』新録で成長実感 反響に「すさまじい作品」

俳優の生駒里奈が2日、新宿ピカデリーで行われた、アニメ『特別編集版『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ ウルズハント -小さな挑戦者の軌跡-』』と、同時上映「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」10周年記念新作短編『幕間の楔』の公開記念舞台あいさつに、河西健吾と共に登壇。生駒は本作であらためて新録した部分を聞き、自身の成長を感じたことを明かしていた。
『ウルズハント』は、スマートフォンアプリ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズG」で配信されていた全12話を再編集し、新規カットを加えた特別編集版。また「鉄血のオルフェンズ」の10周年を記念する新作短編『幕間の楔』も同時上映される。
『ウルズハント』で主人公のウィスタリオ・アファムの声を担当する生駒は、この日の衣装について「ウィスタリオくんのカラーが黄色とかブルーをイメージしているということだったので、黄色を入れていただき、中世的なイメージも意識した形にしました」と紹介。また、公開後の反響を受けて「Xで感想をリサーチするのが趣味なので、あらためて、すさまじい作品に携わらせていただいているんだなと感じました」と真摯な表情で語る。
そのなかでも「『この声、誰だろうと思ったら、生駒里奈ちゃんなんだ』という感想を読んで、初めて私のことを認識してくださった方もいるんだと感じ、この作品を通して知っていただけたというのがすごく嬉しかったです」と笑顔を見せていた。
『ウルズハント』という作品について、生駒は「今回の作品のために、ウィスタリオくんに戻って演じるみたいな経験もさせていただいたのですが、以前の自分の声と新録で撮った部分を比較して、最初に録った時には気づかなかった、役の気持ちの理解度があがったり、台本の読み込み力など、少し成長できたのかなと思える部分もありました」と充実感をにじませていた。
『ウルズハント』という作品について、生駒は「今回の作品のために、少し前にウィスタリオくんにあらためて戻って演じるみたいなこともあったのですが、以前の自分の声と新録で撮った部分を比較して、より役の気持ちを深く理解できたり、台本の読み込み力など、以前は気づかなかった部分で新たな視点を持てたのかなと思える部分もありました」と充実感をにじませていた。
一方「鉄血のオルフェンズ」で主人公の三日月・オーガス役を務めた河西は、新作短編『幕間の楔』について「テレビアニメ全50話のなかの一幕を描いているのですが、あの世界に帰ってこられたんだということがすごく嬉しくて」と破顔すると「最初はちゃんとできるかなと、すごく不安だったのですが、アフレコで一緒に過ごしてきた仲間と横並びで撮ったときは『ちゃんとあの世界が、いまここに広がっているな』と言う気持ちになれました」と清々しい表情を見せていた。(磯部正和)


