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【ネタバレ】「相棒」まさかの冒頭に驚き 右京が美女とデート→“杉下右京襲撃事件”に急展開

襲撃された右京を取り調べる薫&捜一トリオ
襲撃された右京を取り調べる薫&捜一トリオ - (C)テレビ朝日・東映

 連続ドラマ「相棒 season24」(テレビ朝日系・毎週水曜よる9時~)の第4話「みんな彼女を好きになる」が、5日に放送された。今回はなんと、「女心わからないブラザーズ」の杉下右京(水谷豊)が麗しい美女とデート! 相棒・亀山薫(寺脇康文)に「典型的な三角関係ですね」と言われる事態に巻き込まれた右京に「う、右京さんがデート!?」「まさかの冒頭」と驚きの声が。ゲスト出演したかたせ梨乃には「何もかもが胡散臭いんですけど」「恐るべしはかたせ梨乃だな」いった言葉も多く、「杉下右京襲撃事件w 響きがいいな」「詐欺の天才と推理の天才との対決」「面白かったんだけど本当に我々は何を見せられていたのか……」とコメントが相次いだ。(以下、第4話の内容に触れています)

【画像】右京が危険な三角関係に!?かたせ梨乃が演じた魅惑の女性

 「こてまり」に行こうという薫の誘いを断り、右京が向かった先はいつもの紅茶店。“えりな”と名乗る女性(かたせ)をディナーに誘った右京は、彼女がイギリスの友人にいろいろなことを教わったこと、降霊術が得意なこと、そして本当の名前が熊井エリザベスだと告白された。「わたし誓います。もうあなたに嘘はつかない」と言う彼女に、右京は「コールドリーディングに長けてらっしゃる」とほほ笑んだ。

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 タクシーで帰る彼女を見送った右京に、突然、初老の男が「彼女をもてあそびやがって!」と殴り掛かってきた。“偶然”居合わせた薫と美和子(鈴木砂羽)、捜査一課の3人(伊丹憲一/川原和久、芹沢慶二/山中崇史、出雲麗音/篠原ゆき子)に取り押さえられた男は、大手通信会社で会長を務める米村隆光(吉満寛人)。襲撃の理由を「僕が彼女をもて遊んだと」と言う右京に、「もて遊んだんですか?」と聞く薫。「ええ」と返答した右京に、薫と麗音は「え?」と驚がくするが、「そんなわけないでしょう」と右京はしれっと返した。

(C)テレビ朝日・東映

 「警部殿、じっくりとお話をうかがいたいですね。女性トラブルについて」と薄笑いを浮かべる伊丹らに、「君たち、面白がっていますか」と少々不満げな右京だが、「行きつけの店から、夏摘みの紅茶が入ったという連絡を受けて……」と偶然の出会いだったことを語った。「映画みたいな出会いですねえ」と麗音、「俺たちは何を聞かされているんだ」と芹沢。連絡先を交換し、彼女の勤めるテーラーでシャツを仕立てたと説明すると、「意外と積極的!」「ちゃんと段階ふんでますね」と麗音はニコニコ。「出会ってから急速に仲良くなってる気がしますね」という薫に、右京は珍しく「そういうこともあるでしょう」と声が上ずり気味。麗音は「うん、あるある」と終始楽しそう。「みんな食いつきいいなwww」「恋バナにノリノリな出雲さん可愛い」とSNSも大盛況だった。

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  内村刑事部長(片桐竜次)と中園参事官(小野了)にまで、「杉下、最近私生活が乱れているようだな」「おまえの女性関係について、市民から通報があってな」と呼び出された右京。もちろん通報者は米村だ。「男女の関係に国家権力を介入させるのは感心しませんねえ」と右京は返すと、「男女の関係なのか?」と内村も声が上ずり気味だ。

 金と権力を持つ米村が、なぜ常軌を逸するほどに右京を恨むのか。右京と薫は杉下右京襲撃事件の捜査を開始した。米村の弟・米村慎二(亀田佳明)と妹・矢島洋子(まひろ玲希)によれば、エリザベスとは洋子が先に知り合ったとのこと。“高次元の存在”も参加するお茶会での占いがよく当たり、誰でも彼女を好きになると絶賛する洋子は、兄にエリザベスを紹介。猜疑心が沼のように深い米村もすっかり恋に落ちてしまったのだという。米村の右京への恨みは単なるやきもちなのか? 右京はそれよりも、洋子がエリザベスの慈善事業の支援に金を出していたことが気になる。

(C)テレビ朝日・東映

 詐欺の匂いを感じた2人がエリザベスのテーラーに赴くと、米村も現れた。右京を殴ろうとしたことを明かされた米村は、エリザベスに「大っ嫌い!」と言われ、「俺は死ぬ!」と店を飛び出した。「こてまり」で米村を慰める薫。茉梨(森口瑤子)は「心は熱く、頭は冷静に。そのほうが恋はうまくいきますよ」と助言。「見返りを求めず、あなたのすべてを捧げること」と言う茉梨に、薫は「なんかこわい」と怯え気味だ。

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 右京は「彼女には怪しいまでの魅力があります。望めば、簡単に人を騙せてしまうでしょう。悲しいことに」と薫に語る。洋子の友人も、支援金を出しているという。右京は、インターポールを通じてロンドン市警にエリザベスの友人のエマなる人物を調べてほしいと捜一に頼むが、芹沢は「それでうちらを便利使いですか」と不満顔。麗音は、彼女を逮捕することになるかもと別の意味で不満げだった。

 エマは正真正銘の貴族ではあったが、よからぬビジネスに関与していた。お茶会で、日本でエリザベスに協力していた黒人男性を捜一が捕まえたことを知らされたエリザベスは、「罪を認めます。わたくしは詐欺師です」と自白。米村と洋子に詫びながら捜査二課に連行された。米村は「おれが君を守る、絶対に守るからね」と宣言。洋子によると米村の余命はわずかで、希望通りに彼はエリザベスと家族になるという。

(C)テレビ朝日・東映

 取調室のエリザベスに、右京は「感心はしませんが、あなたの手練手管は認めざるを得ません」と言いつつ、彼女の犯行と動機を語った。エリザベスは「わたくしという海に深く潜って、推理してくださったのね。嬉しい」と甘く語り掛け懲りる。右京は、ともに紅茶と会話を楽しんだことは悪くなかった、すべてを打ち明けてくれていたら違った関係だったかもとし「僕の考える霊的な正しさとは、そういうものです」と語る。エリザベスは初めて「ふざけんなよ! そんなこというくらいなら、抱きしめて連れ去ってよ!」と声を荒げた。

 薫と美和子が食事をしている「こてまり」に、右京が顔を出した。茉梨は「おかえりなさい」「いつものですか?」と右京をもてなした。「結局こてまりさんが一番の策士」「今回も右京さんの紅茶友達は容疑者でしたね」「最後のあれが彼女の心の底からの言葉だったってことかな」「女心には疎いけど犯人との心理戦には強い右京さん」と種々の感想があがっている。(文・早川あゆみ)

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