『おいしい給食』市原隼人、食事シーンは8割カット!役が憑依しやり過ぎてしまう

市原隼人が8日、都内で行われた映画『おいしい給食 炎の修学旅行』の大ヒット記念舞台挨拶に登壇し、役が憑依して演技をやり過ぎてしまうと明かした。この日は、武田玲奈、栄信、小堺一機も来場。忍川中学校の生徒たち22名もサプライズ登場し、市原に寄せ書きを贈った。
給食マニアの教師と生徒が、どちらが給食をよりおいしく食べられるかというバトルを繰り広げる『おいしい給食』シリーズの劇場版第4弾。給食をこよなく愛する教師・甘利田幸男(市原)と、中学3年生になったライバル・粒来ケン(田澤泰粋)たちは修学旅行先の東北地方でトラブルに巻き込まれる。そこで、甘利田はかつての同僚・御園ひとみ(武田)と再会し……。劇場版前3作と同じく綾部真弥が監督、永森裕二が企画と脚本を担当した。
シリーズ初のトップ10入りを果たし、観客動員数14万人を突破した本作。大ヒットを受け、市原自らが「感謝の気持ちを直接お客様に伝えたくて、全国を回らせてくださいとお願いした」そうで、舞台挨拶行脚は今回が58回目。残り約30回。市原は「これ以上ない感謝を申し上げます。ありがとうございます」と深々と頭を下げた。
SNSに寄せられた質問に答えるコーナーでは、「湯気が立ち上る熱々せんべい汁を食べるシーンは本当に食べているの?」と問われた市原が「すごく熱かったです」と答え、「大体長回しなのですが、自分でも何をするかわからない。甘利田が憑依して、気がついたら熱々のまま“おせん”をいただいていた。台本には書いてないけど、気がついたら椅子から転げ落ちたりとか、何やってんだろうなと思いながら……」と撮影時を思い返す。また、「カットされるところがたくさんあるんですよ。食事しているシーンは長回しで大体8割くらいカットされるんですよ」と嘆き、「みんな、小芝居をたくさんしているんですよ」と共演者の芝居がスクリーンに映らないことを残念がった。
「甘利田が御園などに“ゼロ距離”で顔を寄せるシーンはアドリブ?」という質問には、市原は「シーズン1から顔が近くてすみません。台本には全く書いていないことを……」とシーズン1にも出演している武田に陳謝し、「時代の象徴を入れたかったんです。昭和ならではのわびさび、時に厳しく、優しく、ちょっとチャーミングな姿が見えてしまう。人道的というか、どこまでも人間愛にあふれていてほしい。そんな思いが強くなって、気がついたら顔が近くなってしまいました」と説明。武田は「もう慣れました。最初は驚きましたし、慣れなかったです。近いなぁと思いながらやっていました」と笑った。
栄信も「(甘利田は)動きが激しいので、最初はリアクションをしていたんですけど、監督と相談した結果、(リアクション)しないでおこうとなって。全然顔を見ていない時があります。おでことか見ている。正面で受け止めちゃうと来るものがあるので、そのせめぎ合いはある」と打ち明けていた。(錦怜那)


