プロデューサー・岡田准一、二宮和也の応援に感謝!「イクサガミ」でタッグ「嬉しかったです」

俳優の岡田准一が13日、浅草寺で行われたNetflixシリーズ「イクサガミ」の配信開始を記念する“戦神祭”に、二宮和也と共に登壇し、出演への感謝を述べた。イベントには、藤崎ゆみあ(崎=たつさき)、清原果耶、東出昌大、染谷将太、早乙女太一、遠藤雄弥、岡崎体育、吉岡里帆、玉木宏、伊藤英明、藤井道人監督も出席した。
本作は、直木賞作家・今村翔吾が2022年に生み出したベストセラーシリーズを、『正体』『最後まで行く』などの藤井道人をメイン監督・脚本に迎えて実写化。武士の時代が終わり少し経った明治11年、深夜の京都・天龍寺に集まった292名の志士たちが、大金をめぐる生死をかけたゲーム・蠱毒(こどく)に参加する姿を描く。
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主演、プロデューサー、アクションプランナーという三役に挑んだ岡田は、俳優としてだけではなく作品全体を見る役割を担った。その大変さを聞かれた岡田は「自分が出演していないときも現場に行きますし、アクションも作らなければいけないので大変な部分はありました」と振り返りつつも「初めてのプロデューサーとして不安だったなか、藤井監督が受けてくれて、二宮もそうだと思うのですが、いろいろな人が応援のために出てくれて、こうして作品が出来上がりました」としみじみ。
“すべてを始めし男”・槐(えんじゅ)を演じた二宮は「とにかく僕はもう『勘弁してくれ』って言ったんですけど、プロデューサーから『どうしても出てほしい』という一言があって」と語ると「現場に行ったら、すごい俳優さんたちばかりで。この人たちが一斉に僕の方を見て、僕の話を聞いていると思うと、とんでもない世界だなと。そこにまず圧倒されたし、これだけの人が集まるっていうのはこのチームじゃなきゃできなかったことだと思う。どこのカットを見ても主役しか映っていない。そのなかに参加できて本当に幸せでした」と照れ笑い。
二宮の話を聞いていた岡田は「僕からは(出てくれと)言っていないです。(二宮が)出たいと言ってくれたんです」と否定する。二宮は「現場を見たいという思いはもちろんありましたし、お芝居という面では(岡田と)やらせてもらったことがなかったので、ずっと(岡田と一緒に)『やりたい』という思いはあったんです」と真意とは逆の話をしていたことを明かす。
さらに二宮は「(岡田が)いろいろな人を見て『お前がいいんじゃないか』と思ってくれたら呼んでくださいという話はしていたので。実際に呼ばれて本当に嬉しかったですし、やっていてとても楽しい現場でした」と本音を述べていた。岡田も「楽しかったです。後輩(二宮)が応援して出てくれたこともとても嬉しかったです」と充実した撮影だったことを強調していた。(磯部正和)


