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二宮和也主演『8番出口』海外からリメイクオファー アメリカ、アジアなど10以上

川村元気監督、二宮和也、河内大和
川村元気監督、二宮和也、河内大和

 二宮和也の主演映画『8番出口』(公開中)の舞台挨拶が9日に都内で行われ、川村元気監督が各国から本作のリメイクオファーを受けていることを明かした。この日は主演の二宮のほか、共演の河内大和も来場した。

【画像】二宮和也&河内大和があのシーンを再現!イベントの様子

 2023年にインディーゲームクリエイターの KOTAKE CREATE が制作した異変探しゲームを原作にした本作。無限にループする地下通路に迷い込んだ“迷う男”(二宮)が8番出口を目指し、サバイバルを繰り広げるさまが描かれる。 

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 11月8日までの累計興行収入が50.7億円を突破した本作。二宮は「50億という明確な数字は(想像してい)なかったので、びっくりしています」と驚き、自身も映画館で鑑賞したことを告白。そして「確認ごとでいろんな端末で観たりしますけど、やっぱり映画館で観るべき映画だと痛感しました」と力を込める。

 本作は日本のみならずカンヌ国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭など名だたる映画祭に出品され公開が決定するなど、海外でも注目を浴びている。川村監督は「海外の人にウケている。今、韓国で大ヒットしている」と喜び、「原作のビジュアルとかアイデアが面白かったんだと思う。日本の変わったホラーやスリラーに対する期待が合わさって、ものすごく盛り上がっています。物語でぎょっとする瞬間が何個かあって、それらも含めて面白がってもらえている」と分析し、「このあと、中国とアメリカ(での公開)がやって来るので、どういう反応になるか楽しみにしています」と期待を寄せた。

 さらに、川村監督は「リメイクのオファー、めちゃくちゃ来ています。10以上来ています。アメリカ、その他アジアの国とか。具体的なオファーが来ています」と明かし、「どうやんの? みたいな。おじさん(歩く男/河内大和)どうなるんだ? どの国でも河内大和が出て来ても面白い」と提案。河内は「面白いかもしれないけど、僕は大変」と笑い、二宮は「えー、すごい……」と本作が巻き起こす旋風に目を丸くした。

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 そんな二宮と河内は役衣装で登場しており、川村監督は二宮演じる“迷う男”のパーカーのファスナーはラストシーンでキラキラ輝くように、わざわざ取り付けたことや、河内演じる“歩く男”の“無で歩いている時”と“人間になってお芝居をする時”の革靴を変えているほか、靴音はすべて後から編集でつけた、といったディテールを紹介。また、河内は服の下に肉襦袢を身につけており、お腹、お尻、太ももを触ってアピール。川村監督は「おじさんというには(河内が)シュッとし過ぎていたんですね。それでプリっとするように入れている。何もしていないような二人に見えて、実は細かくいろいろやっています」と説明。河内は「肉襦袢合わせの時に、最初これじゃないやつを着たら、ものすごいムキムキで筋肉マッチョなおじさんになって面白かった」と楽しそうに思い返した。

二宮と河内が劇中シーンを再現するコーナーもあり、川村監督たちは撮影方法を公開し、ファンを喜ばせていた。(錦怜那)

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