「SHOGUN 将軍」向里祐香が「ちょっとだけエスパー」出演 謎の新キャラクター参戦!

大泉洋主演、野木亜紀子脚本のテレビ朝日系・連続ドラマ「ちょっとだけエスパー」(毎週火曜よる9:00~9:54)に、ハリウッド制作ドラマ「SHOGUN 将軍」で遊女・菊役を演じた、俳優の向里祐香が出演することが11日、発表された。今夜放送の第4話から、新キャラクター・久条役を務める。(ネタバレあり。以下、第3話までの内容に触れています)
野木の完全オリジナル脚本で描かれる本作は、人生どん底のサラリーマン・文太(大泉)が、再就職した会社で“ちょっとだけ”エスパーになり、「人を愛してはいけない」という不可解なルールを課されながらも、仲間たちと世界を救うミッションに挑む“ジャパニーズ・ヒーロードラマ”。
先週放送された第3話では、謎のカプセルによって、タッチで心の声が聞こえる系エスパーとなった文太(大泉)が、“花咲か系エスパー”の桜介(ディーン・フジオカ)、“レンチン系エスパー”の円寂(高畑淳子)、“アニマルお願い系エスパー”の半蔵(宇野祥平)と共に、「爆発から人々を救う」といういつになく物騒なミッションに挑戦。何とかミッションが成功したと思いきや、ラストシーンで、なんと文太の仮初の妻・四季(宮崎あおい※崎は「たつさき」)が風邪薬と間違えて、エスパー能力を開花・維持させる“Eカプセル”を飲んでしまう展開が描かれた。
そんななか、第4話から向里が演じる新キャラクター・久条は、エスパーなのか、文太たちにどう絡んでいくのかも含めて、すべてが謎に包まれたキャラクター。しかし、今後の展開において重要なカギを握る人物だといい、向里は本作への出演オファーについて「“野木さんの世界に自分も入れるんだ!”と思ったら、ここまで役者を続けてきてよかったなと、まるでご褒美をもらったような気持ちでした」とコメント。今後の展開について「ここからスケールも広がっていきます。『アベンジャーズ』かのように、みんなのアクション、戦闘シーンもあるかも…!? ぜひ楽しみにしていてください」と語っている。向里祐香のコメントと第4話のあらすじは以下の通り。
向里祐香(久条・役)コメント
ーー本作への出演オファーを受けた時のお気持ちをお聞かせください
“野木さんの世界に自分も入れるんだ!”と思ったら、ここまで役者を続けてきてよかったなと、まるでご褒美をもらったような気持ちでした。でもその反面、身を引き締めて野木さんが綴る文字を全身で吸収し、いいパフォーマンスができるように頑張りたいなと思いました。
ーー謎多き人物・久条を演じるうえで何か意識していることや感じていることはありますか?
毎回どの役をやっても簡単だと思うことは全然なくて。役に向き合えば向き合うほど、難しいです。今回の久条でいうと、セリフにあまり聞きなじみのない単語がたくさん出てくるので、それが口に慣れるまでに時間が掛かるのが難しいところかな、と思います。
まだ詳しくお話できないんですが、久条は“自分の正義”が強い人で、何事にもクールに立ち回っていくタイプなんだろうなと思っています。私自身はクールとはかけ離れたすぐふざけちゃうタイプなので、ちょっとクールぶって演じています(笑)。
ーー撮影現場の雰囲気はいかがですか?
たくさん笑わせていただいていて、本当に現場に行くのが楽しみです。そして不思議なことに、この作品に入ってから2日連続でまったく別の人に「向里さん、そんな表情してたっけ?」「表情のレパートリー増えてない?」「今の表情、何!?」って言われたんです。急に長年付き合っている2人からそんなことを言われてビックリしました。もしかしたら、現場で大泉さんの変幻自在の顔面というか表情筋を見ているから影響を受けているのかもしれないなと思いました(笑)。
ーー作品にちなみ、もしエスパーになれるとしたら、どんな能力が欲しいですか?
本当にアニマルお願い系エスパーの半蔵さんがうらやましくて! 私はネコを飼っているんですが、横になっていたりすると、おなかや背中に乗ってきて、そのまま寝ちゃうんですよ。どかすのがかわいそうで頑張るんですけど、ちょっとだけでもしゃべれたら「すみませんが足がしびれてきたので、ちょっとどいていただいてもいいでしょうか?」ってお願いできるのになぁと思いました(笑)。
ーー放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします
今夜、謎の新キャラクター・久条が投入されます! ここからまたさらに、一気にいくつもの展開が繰り広げられて、スケール自体もどんどん広がっていきます。そして、まるで『アベンジャーズ』かのように、みんなのアクション、戦闘シーンがあるかも…!? ぜひ楽しみにしていてください。
「ちょっとだけエスパー」第4話あらすじ
文太(大泉洋)たちが飲んでいる、エスパーを発現させるための“Eカプセル”を、風邪薬と間違えて、四季(宮崎あおい)が飲んでしまったーー!?
四季がエスパーになってしまうのではないか、と気が気でない文太。なにか不思議なことが起こっていないか、それとなく確認していると、四季は「いつも誰かに見られている気がする」と言い始める。
文太らにミッションを課しているノナマーレ社長・兆(岡田将生)は、“得体の知れない未確認因子”の存在を感じ始める。
そんなある日、「たこっぴ」に招かれざる客がやってくる。「たこ焼き研究会」に所属する大学生・市松(北村匠海)だ。たこ焼き愛で四季と意気投合したという市松だが、なにやら仲良さげな様子を見て、ほのかな嫉妬心が芽生える文太。同時に、彼こそがストーカーなのではないかと疑い、半蔵(宇野祥平)と調査を開始する。
また、時を同じくして、桜介(ディーン・フジオカ)にも驚きのできごとが起こっていて…。
そんな中、文太はたまたま四季の誕生日を知ることに。偽りの夫婦とはいえ、なにかプレゼントをせねば、と焦りだす文太だが…?
愛してはいけないとしてもーー。
加速する 恋。
そして、ヒーローたちに忍び寄る不穏な“異変”の正体とは…!?


