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小島秀夫「デススト」手描き2Dアニメで新境地へ ディズニーとのタッグ「ずっと前から考えていました」

香港にサプライズ登場した小島秀夫監督
香港にサプライズ登場した小島秀夫監督

 ゲームクリエイター・小島秀夫が現地時間13日、香港ディズニーランド・ホテルで行われた「ディズニープラス・オリジナル・プレビュー2025」に出席。この日発表された完全新作アニメーションシリーズ「DEATH STRANDING ISOLATIONS (Working Title)」にかける思いを語った。イベントには、監督に就任した佐野誉幸(「E&H production」)も来場した。

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 本作は、小島監督が2019年に発表した大ヒットゲーム「DEATH STRANDING」を原案とする完全オリジナルストーリー。伝説の配達人サム・ポーター・ブリッジズ(ノーマン・リーダス)が北米大陸を横断しているのと時を同じくして、名も知らぬ誰か(サムワン)たちも、それぞれのやり方で孤独を克服しようとしていた。人類の絶滅と世界の絶滅の淵で、彼らの運命と想いが交錯する。

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 プロデューサーとして携わる小島監督は、ディズニーとのコラボレーションについて「子供の頃からディズニーさんのファンでしたし、僕のドキュメンタリーの配信もやっていたので、何か一緒にしましょうっていうのをずっと前から考えていました」とコメント。

 アニメ化した経緯については「ゲームから発信したファンチャイズなのですが、ゲームはインタラクティブで、ゲームが苦手な方もいますし、プレイされていない方もいらっしゃいます。アニメという形で『DEATH STRANDING』を体験していただきたい」と話し、「僕は日本のアニメで育ち、アニメのおかげで今の僕のゲームの世界観があります。アニメーションの良さ、手描きのアニメでしかできないような『DEATH STRANDING』を目指していきたいと思います」とアピールしていた。

 アニメ化を託された佐野監督は「原作のゲームに負けないよう、E&H productionと日本を代表するアニメーションのクリエイター、世界中からさまざまなクリエイターのに集まってもらい、グローバルな形で“ジャパニメーション”という新しい形として表現したいと思っております、手描きの2Dアニメとして『DEATH STRANDING』の世界観を創造したいと思っていますので、ご期待ください」と意気込んでいた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)

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