ライアン・ゴズリング主演『プロジェクト・ヘイル・メアリー』宇宙での“最初の出会い”を描く最新予告編が公開
18日、『ラ・ラ・ランド』『ブレードランナー 2049』などのライアン・ゴズリングが主演を務める映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の新たな予告映像が公開された。広大な宇宙の孤独のなかにいる、ライアンが演じる主人公グレースの“ファースト・コンタクト”のシーンが収められている。
本作は、マット・デイモン主演作『オデッセイ』の原作などで知られる、作家アンディ・ウィアーの同名ベストセラー小説を実写映画化。太陽エネルギーを奪う未知の物質により、全人類が滅亡のカウントダウンに入った地球。原因究明と解決策を求めて、なぜか11.9光年先の星へ向かうミッションに放り出された、しがない中学校の科学教師グレースの運命を描く。メガホンを取るのは『スパイダーマン:スパイダーバース』のプロデューサーコンビ、フィル・ロード&クリストファー・ミラー。
新たな予告編では、グレースが出会うことになるエイリアン“ロッキー”の姿が初公開。異なる種、異なる星に生きる二人の“孤独な科学者とエンジニア”が、ユーモアと知性を武器に宇宙規模の危機に立ち向かう姿が映し出される。
主演のライアンは、主人公のグレースについて「絶望のどん底から、怖れと向き合いながら一歩ずつ前へ進み、再び自分を信じ直していく、ごく普通の男」と表現する。そして、監督のフィル・ロードは、本作について「“つながり”の物語であり、“希望”の物語であり、そして“人間とは何か”を問う物語だ」と語り、脚本を手掛けたドリュー・ゴダードは「科学と、教えること・学ぶことの喜び、そして共感と他者への思いやりの力を信じる物語」と告白。地球の命運をかけたサバイバルを描きながらも、『オデッセイ』のような、ユーモアを交えたエモーショナルな物語となっていることを予感させる。(編集部・入倉功一)
映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』は2026年全国公開予定


