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“平成ガメラ”3体が集結!特別展示「ガメラEXPO」22日開幕

復元された平成ガメラ三部作のガメラが集結
復元された平成ガメラ三部作のガメラが集結

 11月22日から開催される、「ガメラ」シリーズの軌跡と魅力に迫る展示・物販イベント「ガメラEXPO」の内覧会が、21日に会場となる有楽町マルイのイベントスペースで行われ、その全貌が明らかになった。

【画像】貴重な展示がズラリ「ガメラ EXPO」内覧会の様子

 1965年の「ガメラ」誕生から60周年、平成ガメラシリーズ公開から約30年という節目の年をファンと共に祝福したい、という趣旨で行われる本イベントは、昭和・平成・令和と受け継がれた「ガメラ」の軌跡をたどる特別展示。

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 日本独自の「特撮文化」に着目し、その技術と継承者たちに光を当てることを目的とした展覧会として2016年にスタートした「特撮のDNA」製作委員会の協力のもと実施。造形・デザイン・演出などの技術の粋を集めた展示と、レギオンやガメラなど、実物の造形やスーツ、ミニチュア、貴重なプロップ(小道具)、演出コンテなどを通じて「ガメラ」の世界観を堪能できる。

 平成ガメラ造型部を率いた怪獣造型師・原口智生によって復元された平成ガメラ三部作(『ガメラ 大怪獣空中決戦』『ガメラ2 レギオン襲来』『ガメラ3 邪神<イリス>覚醒』)のガメラ3体が一般披露されるのは、この展示会が初。これは、「ガメラ」を“完全な形で蘇らせ、保存する”ことを目的とした「ガメラ永久保存化プロジェクト」と題したクラウドファンディングが、目標金額を大幅に超えて達成されたことで実現した。

 撮影時のスーツは劣化しやすい素材でつくられていることから長期保存は困難だった。そこで同プロジェクトでは、当時の原型、資料などをベースに、外観やプロポーションはそのままに、内部素材を耐久性の高い素材に置き換えることで、永久保存を可能にしている。

 内覧会には怪獣造型師の原口をはじめ、当時のスタッフ、スーツアクターなどが多数来場し、同窓会の様相を呈していた。会場の壁には、スタッフのサインをはじめとした寄せ書きが次々と書き足されており、それらを眺めるのも楽しい時間となりそうだ。

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 また販売コーナーでは、60周年を記念して発売となる商品をはじめとした「ガメラ」の最新グッズが勢ぞろい。ガメラの「歴史」と「進化」を堪能出来る機会となる。

 21日からは全国の Dolby Cinema で平成ガメラ三部作の 4K HDR 版が復活上映するのをはじめ、12月5日からは「昭和ガメラ映画祭」と題して、『大怪獣ガメラ』をはじめとした過去作を4Kデジタル修復版で上映する特集上映も行われる予定。「ガメラEXPO」の詳細・最新情報は「ガメラ生誕60周年プロジェクト」公式サイト等で確認。(取材・文:壬生智裕)

「ガメラ EXPO」は有楽町マルイ8階イベントスペースにて11月22日~12月7日開催(有料展示)

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