『エヴァンゲリオン』歌舞伎、碇シンジ役は上村吉太朗に決定 渚カヲル・尾上左近と共演

『エヴァンゲリオン』シリーズ30周年を記念し、横浜アリーナで開催される一大フェス「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」の最終日を飾る『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』で、碇シンジ役を歌舞伎界のホープ、上村吉太朗が務めることが決定した。
【画像】「EVANGELION:30+; 30th ANNIVERSARY OF EVANGELION」フォトギャラリー
渚カヲル役は 歌舞伎界のプリンス・尾上左近が務めることが既に発表されており、二人の歌舞伎舞踊での共演が実現する。
上村吉太朗は、話題の新作歌舞伎「ファイナルファンタジーX」や「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」にも出演する実力派。エヴァンゲリオンと歌舞伎のコラボという初の試みに携わることについて、「この大切な節目のイベントで、大勢の人々を魅了し、どこか共感できるような人間味溢れる“シンジ”をつとめられること、とても光栄で、今からとてもワクワクいたします!」とコメントを寄せている。
本作の制作スタッフも発表された。脚本・演出は、古典と現代を融合した新作歌舞伎で注目される戸部和久、振付は歌舞伎の古典から新作まで数多くの作品を担当する藤間勘十郎、音楽の作曲は雅楽師として宮中でも活躍中の山田文彦が決定した。脚本・演出の戸部和久は、本作を「歌舞伎舞踊と邦楽(歌舞伎音楽)のオーケストラと映像が織り成す一期一会の舞台になります」と語っている。
『歌舞伎交響曲第急番 エヴァンゲリオン』は、シリーズ30周年記念フェスの3日目、2月23日(月・祝)に横浜アリーナの「STAGE AREA」にて上演される。チケットは11月29日(土)10:00より一般発売を開始する。


