「ザ・ロイヤルファミリー」第9話に市川実日子が出演　ルメール騎手も登場決定！

　妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」（TBS系・毎週日曜よる9時～）の第9話（12月7日放送）に、俳優の市川実日子が出演することが決定、さらに、クリストフ・ルメール騎手も登場することが明らかになった。（ネタバレ注意。以下、第8話までの内容に触れています）

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　早見和真の小説を原作とする本作は、競馬の世界を舞台に、夢を追い続ける熱き大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる物語。人材派遣会社ロイヤルヒューマンの創業社長で馬主の山王耕造（佐藤浩市）と出会った主人公・栗須栄治（妻夫木聡）が、競馬事業部専任秘書となり、“チームロイヤル”で勝利を目指す。目黒蓮、松本若菜、高杉真宙、中川大志ら豪華キャストの出演も話題を呼んでいる。

　市川が演じるのは、獣医師の沢渡有希（さわたり・ゆうき）。獣医師としての腕はかなりのものだが、一風変わった性格の持ち主でもある。第9話では、有馬記念優勝という夢を掴むために再出発するチームロイヤルが次々とトラブルに見舞われる。今年の有馬は絶望的と思われた中、チームロイヤルは沢渡に出会うことになる。耕造と面識もあるという彼女は、チームにどのように関わってくるのか。

　市川は、本作の演出を務める塚原あゆ子のヒット作「アンナチュラル」や映画『ラストマイル』に出演しており、久々のタッグにも期待。「なんでこんなに涙が出るのか自分でもびっくりするくらい、毎話感動していました」と作品のファンであることを明かした市川は、「役者の皆さん、スタッフの皆さんが温かな空気で迎えてくださって、うれしい再会もたくさんありました」とコメント。また、共演する目黒について「そのシーンと役にとって大切なものを丁寧に探って、台詞への反応を返してくださる目黒蓮さんが頼もしくて、感謝の想いが広がりました」と言及している。

　また、2025年の秋華賞、菊花賞、天皇賞（秋）、JBCクラシックを制覇した、絶好調のクリストフ・ルメール騎手の出演も決定。物語が終盤を迎えるなか、どのような役で登場するのかにも注目だ。市川実日子のコメント、第9話あらすじは以下の通り。（編集部。入倉功一）

市川実日子

馬の走る姿の美しさに。それに目を凝らし、祈る人たちの姿に。
なんでこんなに涙が出るのか自分でもびっくりするくらい、毎話感動していました。　
現場ではとても緊張していましたが、妻夫木さんをはじめ役者の皆さん、スタッフの皆さんが温かな空気で迎えてくださって、うれしい再会もたくさんありました。
迷いながらテストを重ねていた時。
そのシーンと役にとって大切なものを丁寧に探って、台詞への反応を返してくださる目黒蓮さんが頼もしくて、感謝の想いが広がりました。
ここから最終話まで。
作品の1ファンとして、楽しみにしています。

第9話あらすじ

2年後の有馬記念優勝という大きな夢に向かい、栗須（妻夫木聡）と耕一（目黒蓮）を中心に、チームロイヤルは固い結束を築いていた。
隆二郎（高杉真宙）に代わり、ロイヤルファミリーの主戦ジョッキーとなった翔平（市原匠悟）は、秋のGIシーズンに挑む。だがその矢先、翔平は思わぬ大きなトラブルに巻き込まれてしまうーー。
一方、耕一のライバルである展之（中川大志）は、父・椎名（沢村一樹）も成し遂げられなかったクラシック三冠制覇を狙っていた。
次々と襲いかかるトラブルにより、目標としていた年末の有馬記念出場は絶望的に思われる。それでも栗須と耕一は、チームを守るため、そして夢をつなぐために奔走していく。