『ホーム・アローン』泥棒役俳優、35周年イベントは出席せず「家にいるのが好き」
映画『ホーム・アローン』（米1990）で泥棒コンビの一人を演じた俳優のダニエル・スターンが、35周年を祝う映画の関連イベントに出席するつもりはないことをPeople.comに明かしている。
一家総出のクリスマス旅行から一人取り残されたイタズラ好きな少年・ケビン（マコーレー・カルキン）が、屋敷に侵入しようとする、少し間抜けな泥棒コンビを撃退する本作。兄貴分の泥棒ハリーは名優ジョー・ペシが、スターンは弟分のマーヴを演じ、続編の『ホーム・アローン2』にも出演している。
クリスマスコメディの決定版として、今もなお世界中で愛されている本作。今年は35周年ということで、主演のマコーレーも参加するツアーイベントの様子などが各メディアで報じられているが、スターンは出席する気はないようだ。
現在68歳のスターンは、何年も前にカリフォルニア州ベンチュラ郡の農場に移住し、妻と牛や果物を育て、彫刻家としても活動。「農場から出ないんです」とPeople.comに語ったスターンは「映画を悪く思っているわけではありません。ただ……家にいるのが好きなんです。電話やZoomでの参加ならいいですけど」とコメント。映画が愛され続けていることを喜ぶ一方で「皆さんが映画を愛してくれているのを知ることは本当にうれしいのですが、実際に僕のところに来て『大好きなんだ』と言ってもらえると、たまに少し圧倒されてしまうんです」と語っている。
なお、本作でケビンを演じたマコーレー・カルキンは、12月17日よりPrime Video で配信されるドラマシリーズ「フォールアウト」のシーズン2に出演。また、婚約者である女優のブレンダ・ソングと共に、ディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』（12月5日公開）にも声優として参加している。（西村重人）
