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『侍タイムスリッパー』スピンオフドラマ制作決定!心配無用ノ介が主人公、来年7月スタート

『侍タイムスリッパー』からスピンオフ誕生!
『侍タイムスリッパー』からスピンオフ誕生! - (C) 2024未来映画社

 第48回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を受賞したインディーズ映画『侍タイムスリッパー』(2023)が、BS-TBSと未来映画社のタッグでスピンオフドラマ化されることが決定した。タイトルは「心配無用ノ介 天下御免」で、劇中の人気キャラクター・心配無用ノ介(田村ツトム)を主人公とする連続時代劇となる。2026年春に撮影開始、同年7月クールにBS-TBSでスタートする(全6話/1話30分・一話完結型) 。

【画像】スピンオフの主人公に!田村ツトム演じる心配無用ノ介

 『侍タイムスリッパー』は、幕末から現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士・高坂新左衛門(山口馬木也)が、時代劇の「斬られ役」として第二の人生に奮闘する姿を描く時代劇コメディー。スピンオフの主人公・心配無用ノ介は、劇中のテレビ時代劇に登場した一流の剣客で、どこからともなく現れ「心配ご無用!」という決め台詞と共に悪を成敗する。

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 スピンオフでは、昔ながらの勧善懲悪型で気楽に楽しめる娯楽時代劇を、令和の時代に斬新な仕掛けと共に復活させる 。超定番のベタな展開のほか、ベタさ自体にツッコミを入れる回、制作の裏側を描く回など、多岐にわたる展開が予定されている。

監督・脚本・撮影の安田淳一

 監督・脚本・撮影は、映画と同じく安田淳一が担当する。また、映画で新人助監督・優子を演じた沙倉ゆうのもスピンオフに続投が決定している。

 撮影は、2026年3月にリニューアルオープンする東映太秦映画村の全面協力のもと行われる。さらに、撮影現場を一般公開し、来場者による写真・動画撮影やSNSへの投稿が許可されるという、時代劇としては異例の試みを実施。制作側は、来場者自身が広報マンとなることで、積極的な情報拡散と話題性の獲得を目指す。また、本作の制作を通じて「映画村の撮影見学コンテンツ(ツアー)の復活」も目指し、修学旅行生、海外旅行客ほか、映画村を盛り上げるイベントの一つとしてのイベント化も目指す。(編集部・倉本拓弥)

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