『メリー・ポピンズ』ディック・ヴァン・ダイクが100歳に!今も46歳年下の妻と歌って踊る日々

映画『メリー・ポピンズ』や『チキ・チキ・バン・バン』などで知られる俳優のディック・ヴァン・ダイクが12月13日、100歳の誕生日を迎えた。今でも歌って踊れるディックの元気の秘訣に迫った。
ディックは1925年12月13日米ミズーリ州生まれ。ブロードウェイで活躍したのち、1960年代に放送された冠番組「ディック・ヴァン・ダイク・ショー」のコミカルな魅力で人気を博し、『メリー・ポピンズ』や『チキ・チキ・バン・バン』といった映画に出演して世界で名を知られるように。『メリー・ポピンズ』の半世紀以上ぶりとなる続編『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018)にも出演し、90代にして机に飛び乗ってタップダンスまで披露するという驚きの若々しさを見せていた。
今年1月、ポッドキャスト番組「Where Everybody Knows Your Name」に出演した際には、長生きと健康の秘訣は週3でジムに通っていることだとコメント。ウェイトマシンから次のマシンへと、ディックはダンスしながら移動しているのだという。
先月のTODAYのインタビューでも「動き続けることがカギだと思う」と明かし、じっと座っていることはあまりなく、結婚13年になる妻アーリーン・シルバー(54)と今も歌って踊る日々を送っているという。「彼女が僕を若いままでいさせてくれるんだ。なぜなら僕たちは歌って踊るから。彼女は僕をティーンエイジャーでいさせてくれるんだ」と夫婦仲の良さもポイントのようだ。
ディックはさらに「わたしは人には生まれながらに特定の性格、特定の物の考え方や見方が備わっていると結論付けたんだが、わたしは物事の良い面を見る傾向がある」とも分析しており、ポジティブな性格も長生きにつながっているよう。俳優業を引退する気などさらさらないというディックは「そんなことしたくない。だって、これは僕の趣味だから。僕の人生だから。これを愛しているんだ」と語っており、100歳になってなお彼の活躍はまだまだ続きそうだ。(編集部・市川遥)


