『アバター3』クオリッチと新悪役がただならぬ関係に…妖艶な本編映像公開

　ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』シリーズ第3弾『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』から、クオリッチと新悪役のヴァランの妖しげな関係を映し出した本編映像が公開された。

【動画】妖艶すぎる…本編映像「クオリッチ大佐がヴァランに語りかける」

　パンドラへ“アバター”として潜入した元海兵隊員のジェイク・サリー（サム・ワーシントン）がナヴィのネイティリ（ゾーイ・サルダナ）と恋に落ち、人類と戦う決意をした第1弾『アバター』。第2弾『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』では家族を築いたジェイクらが海へと戦いの場を移し、愛する者のために人類と対峙。侵略を退けることに成功するが、息子の命という大きすぎる犠牲を支払った。そして最新作となる第3弾『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』では、同じナヴィでありながらパンドラを憎むアッシュ族のヴァラン（ウーナ・チャップリン）が人類と手を組み襲来する。

　今回公開されたのは、シリーズを通しての悪役で、ジェイクに復讐の思いを募らせているクオリッチ（スティーヴン・ラング）が、ヴァランに共闘を持ち掛けるシーンだ。ヴァランは幼い頃に故郷を失い、パンドラの調和を保つはずの“エイワ”が何の助けも差し伸べなかったことから、パンドラへ怒りの炎を燃やす存在。そんな彼女とクオリッチがただならぬ関係になることが伝わってくる、妖艶なシーンとなっている。

　また、前作で愛する長男を失い、悲しみにとらわれているジェイクとネイティリの本編映像も併せて公開された。ネイティリを演じたゾーイは「彼女はかろうじて持ちこたえている状態です。心は悲しみで満たされ、もはや答えを見いだせない。自分が何が必要か分かっていると思い込んでいた。愛が全てを克服すると信じていたのです」と語っている。深い悲しみの中、ジェイクとネイティリはいかにクオリッチ＆ヴァラン陣営に立ち向かっていくのか、注目される。

映画『アバター：ファイヤー・アンド・アッシュ』は12月19日より日米同時公開