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オースティン・バトラー、6階の高さで宙吊り アロノフスキー新作でスタント挑戦 本編映像公開

『コート・スティーリング』撮影中のオースティン・バトラー(右)
『コート・スティーリング』撮影中のオースティン・バトラー(右)

 『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキー監督の最新作『コート・スティーリング』から、主演のオースティン・バトラーが自ら挑んだという、6階での宙吊りシーンを捉えた本編映像が公開された。

【動画】『コート・スティーリング』本編映像

 『エルヴィス』『デューン 砂の惑星PART2』の演技も話題を呼んだオースティンが挑むのは、隣人にネコの世話を頼まれたことから、街中のマフィアから脅迫されるハメになる、“人生どん底”の主人公ハンク。何も悪くないのに追われる身となったハンクがニューヨーク中を縦横無尽に駆け回る本作には、現実に根差した危険なアクションが登場。オースティンは、それら危険なスタントにも果敢に挑んだという。

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 本作で、狂騒的な市中疾走を役者たちに体現させる任を背負ったのは、スタント・コーディネーターを務めたブライアン・マクライト。彼いわく「オースティンが“できること”の多さは素晴らしい驚きだった。“やる気がある”のではなく“できる”。この差は大きい。だから私はスタント部門の責任者としてレベルを一段引き上げることができた。ダーレンにも安心して言える。“彼を建物の外壁に吊るす”“車列の間を走らせる”とね。彼を何に通しても、最後は安全に家へ帰せる自信がある」とオースティンの身体能力にはお墨付きを与える。

 オースティンは、ハンクがアパート6階の非常階段から窓につかまり、自室へ外壁からよじ登る場面にも挑戦。「スタント・チームが、建物の屋上からケーブルを吊れる方法を見つけ出した。グリーンバックの前に立つより、実際に6階の高さにぶら下がっている方が、はるかにリアルを感じられるんだ」と語る。

 公開された映像は、まさにその6階で宙吊りになるアクションシーン。ロシア人マフィアたちに痛めつけられ、命からがら病院から退院したハンクが、自宅の周辺に張り込んでいるマフィアたちから見つからないように、窓から自宅への侵入を試みる緊迫の場面となっている。

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 アロノフスキー監督は「今のハリウッドのアクションは行き過ぎだ。皆が皆を上回ろうとして、物理法則を無視するシークエンスが生まれる。僕は、地に足の着いた真実味のあるアクションにしたかった。そういう暴力の方が、むしろ危険に感じられるから」と証言。それだけに本作は、リアリティに支えられた、痛みや背筋が凍る感覚を呼び起こすアクションが繰り広げられる。

映画『コート・スティーリング』は2026年1月9日より全国公開

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