美村里江、「仮面ライダーゼッツ」新章に出演　最重要人物“ザ・レディ”役「子供達から怖がられる悪役に」

　俳優の美村里江が、2026年1月4日に開幕する特撮ドラマ「仮面ライダーゼッツ」（毎週日曜午前9時～・テレビ朝日系）の新章で、最重要人物“ザ・レディ”役を務めることが明らかになった。

【画像】ノクスが仮面ライダーに！「仮面ライダーゼッツ」新章ビジュアル

　「仮面ライダーゼッツ」は、現実世界では“自称”普通の好青年、夢の中では極秘防衛機関「CODE」のエージェントとして活動する主人公・万津莫（今井竜太郎）の戦いを描く令和仮面ライダーシリーズ第7作。シリーズ初となる胸に巻く変身ベルト＝ゼッツドライバーを手にした莫は、仮面ライダーゼッツとして現実への侵略を企むナイトメアを阻止するべくさまざまなミッションを遂行してきた。

　美村ふんする“眠らない女”ザ・レディは、新章開幕に先駆けて、21日に放送された第15話のラストに登場。長い夢から覚醒したノクス（古川雄輝）が辿り着いた謎の庭園で、ノクスに「おはよう、ノクス。長い夢から醒めた気分はどう？」と呼びかけ、「さあ叶えましょう。CODEが存在しない、自由で美しい世界を」と意味深な言葉をかけた。

　ワンシーンながら圧倒的な余韻を残す“怪演”を披露した美村は、2003年に月9ドラマ「ビギナー」（フジテレビ）のヒロイン公募オーディションで、1万人以上の応募者の中から抜てきされて俳優デビュー。近年は「キッチン革命」（2023／テレビ朝日）、「相棒 season22 元日スペシャル　サイレント・タトゥ」（2024／テレビ朝日）、「対岸の家事～これが、私の生きる道！～」（2025／TBS）といったドラマや、映画『おいしくて泣くとき』（2025）、『フロントライン』（2025）、『でっちあげ～殺人教師と呼ばれた男』（2025）などに出演。特撮ヒーロー作品は、本作が初出演となる。　　

　ザ・レディは今後、物語をかき乱すキーパーソンとして暗躍する。美村は「出演依頼の知らせを受け、飛び上がって喜びました。日本で俳優をやっているからにはいつか参加したい作品として、時代劇などと共に特撮作品がずっと心にあったのです。しかも黒幕！　近年の作品は映像も凝っていますから、世界観に耐えうる密度の悪役をと撮影に励んでおります」と喜びのコメント。「スーツアクターや声優の方々と同じ役を作り上げるという作業も、間近で拝見して感激中です。ゼッツにとっての手強い障壁、そして子供達から怖がられる悪役になれますよう、引き続き尽力いたします」と意気込でいる。（編集部・倉本拓弥）