『アバター4&5』実現できなかったら?キャメロン監督「記者会見を開いてストーリーを明かす」

ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』シリーズは、第3弾『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』が現在公開中で、第4弾が2029年12月21日、第5弾が2031年12月19日に全米公開予定となっている。しかし、すべては第3弾の興行成績次第だといい、キャメロン監督が“もし実現できなかった場合”の計画を Entertainment Weekly に明かした。
12月上旬に取材に応じたキャメロン監督は、これまでも成功させてきたと自信をのぞかせつつも、「このサーガをこれ以上続けられるかはわからない。そうなることを願っているが」とコメント。実際、何らかの理由で第4弾と第5弾が制作できなくなった場合の計画もすでに立ててあるといい、「つまりこういうことだ。わたしが記者会見を開き、どういう内容にするつもりだったかを皆に明かす。それでどうだい?」と語った。
第4弾に関しては、連続して行われた第2弾と第3弾の制作中、その一部がすでに撮影済みだ。それは、第4弾では時間の跳躍があり、子役たちの当時の姿を押さえておく必要があったため。キャメロン監督本人は今後の筋については伏せているが、プロデューサーやキャストがインタビューで語ったところによると、第4弾では主人公ジェイク&ネイティリの養女であるキリ(シガーニー・ウィーヴァー)がナレーターを務め、第5弾ではナヴィが地球を訪れる展開になるとされている。
また、キャメロン監督は、『アバター』シリーズを自らノベライズし、登場人物の文化や背景を細部まで描き切ることにも興味があるというが、現代人は本を読まないため、ビジネスとしては通用しないだろうとも語っていた。(編集部・市川遥)


