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「ばけばけ」濱正悟、スタッフも絶賛のハマり役 ほぼオリキャラ・庄田多吉の誕生秘話

濱正悟が演じる庄田多吉
濱正悟が演じる庄田多吉 - (C) NHK

 高石あかり(高=はしごだか)主演の連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、錦織友一(吉沢亮)の友人・庄田多吉を演じている濱正悟。第17週では、庄田と白鳥倶楽部で勉強を教わっているトキの親友・サワ(円井わん)との関係性にスポットが当てられる。制作統括の橋爪國臣が、2度目の朝ドラ出演となった濱の魅力や、庄田役への起用理由について語った。

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 連続テレビ小説の第113作「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘・小泉セツとラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルに、西洋化で急速に時代が移り変わっていく明治日本の中で埋もれていった人々をフィクションとして描く。「怪談」を愛し、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の物語。濱演じる庄田は、松江中学で英語教師を務める錦織の友人で、「大盤石(だいばんじゃく)」と呼ばれる錦織に対して「半分弱」と自称する。

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 庄田を演じる濱について、橋爪は「すごく好青年。きっとこの人いい人だろうなというのが、お芝居からも伝わってきます」とその魅力を絶賛。庄田という人物については「登場人物たちの中で行くと、女性経験が少ない奥手な男で、世間から優秀と見られているが、その上には錦織がいる。もがきながら生きてきて、悪いことがない素直な青年だと伝わる人物です」と分析した上で、「濱さんの演技が役にいい影響を与えてくれていると思います。演じ方によって腹に一物抱えた人物にもなってしまう。でも、そうしてほしくはありません。純粋な男を体現していただける人をキャスティングしようと思い、濱さんにお願いしました」と濱の起用経緯を明かした。

 濱の朝ドラ出演は、2022年度後期放送の「舞いあがれ!」に続き2度目となる。「今回の男性キャストは、松江中学の学生はオーディションは実施しましたが、ほかの人たちはこちらからお声がけさせてもらいました。濱さんも直接お願いして、出演していただいています」とキャスティングを振り返り、「濱さんが最初にスタジオに来た日、どう見えるのか私も見学しました。ニュートラルなお芝居をするし、すごく素直に見えて、庄田という役にぴったりだと率直に思いました。同じ感想をスタッフも持っていました」と笑顔で濱の印象を語る。

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(C) NHK

 橋爪は「デートをしていても下心を感じない、あの感じがとてもいいと思うんです。彼自身はこの役に対して不安があったと思います。登場シーンは少ないし、庄田の生い立ちを描いているわけでもない。東京のシーンで初登場しましたが、彼は演技に入る前、どんな人物かをすごく気にしていました。いい男にも悪い男にも作れる役で、例えば、錦織を利用するとか、寝首をかいてしまいそうな男にも、演技次第で作れてしまう。余白の多いキャラなので、最初にどの方向で芝居をしたらいいのか、演出と濱さんを交えて話をしました」と撮影中のやり取りも回顧する。

 その上で、「濱さんはひねくれている男だったり、悪めのキャラクターをやってきたことが多かったそうです。これくらいまっさらな人を演じるのは『挑戦です』『すごく心配です』っておっしゃっていました」と濱の反応も明かす。

 庄田は、本作のために作られたオリジナルキャラクターだが、橋爪は「本庄太一郎という人がいたんです」と参考にした人物がいたことも紹介。「松江出身で、(錦織のモデルとなった)西田千太郎とほぼ同年代の人。二人が教員になろうと一緒に上京したというお話が残っています。その人の生き方、歩んだ道を参考にしました。人物造形としては、本庄太一郎の論文を見る限り、性格は庄田と全く違う人物です。キャラとしては完全オリジナルですが、生き方は参考にしたという感じです」と説明していた。(取材・文:名鹿祥史)

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