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「ばけばけ」柄本時生、高石あかりと「ベビわる」以来の再共演 トキの“パイナップル殴打”を絶賛

前回共演時は共に暗殺者役 - 柄本時生&高石あかり
前回共演時は共に暗殺者役 - 柄本時生&高石あかり - (C)NHK

 連続テレビ小説「ばけばけ」(NHK総合・月~土、午前8時~ほか ※土曜は1週間の振り返り)で、山橋薬舗の店主・山橋才路を演じている柄本時生。2011年度前期放送の「おひさま」以来、14年ぶりとなる朝ドラ出演を果たした柄本が、収録した中で印象的だったシーン、ヒロインを務める高石あかり(※高=はしごだか)との再共演について語った。

【第75回場面写真】激怒するトキ(高石あかり)…

 朝ドラ113作目の「ばけばけ」は、松江の没落士族の娘で、作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻・小泉セツがモデルのオリジナルストーリー。島根や熊本などを舞台に、急速に西洋化が進む明治日本の中で埋もれていった人々や、怪談を愛する夫婦の何気ない日々を描く。

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 山橋才路は、松江で唯一の舶来品店「山橋薬舗」の店主。トキと夫・ヘブン(トミー・バストウ)も足しげく通うようになる。実は店主以外にも、“裏の顔”を持っている。

(C)NHK

Q:演じる山橋才路について

 山橋は薬舗も西洋料理店も営んでいるやり手です。やりたいことをやる、楽しいことは自分でやらなきゃ気が済まない人なのかなと思っています。台本を読んだ時にふわふわっとセリフを言う印象だったので、真面目なのか真面目じゃないんだかよくわからない、そんな風に見えればいいなと思いながらやりました。

 僕自身は料理がもう全くダメで。全然得意じゃないので、調理するシーンがなくてラッキーでした。全力で料理をお届けしています(笑)。

Q:脚本などの印象

 親しみやすい脚本でかわいいなと思います。そして、大人だなとも思いますね。大人な印象に持っていくための、俳優さんたちの努力も見える作品です。台本を読んでからドラマの出来上がりを見ると、先輩方が、僕が読んでいた感覚とは違うことをされていることもあるので「ああ、なるほど!」とすごく勉強になるし、楽しいです。

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 美術もすてきで、山橋薬舗から西洋料理店につながる動線の作りが面白くて。隠し扉の先に長い廊下があって、その先に洋食店が広がるんですよ。狭い空間から目線が一気に広がる、あの感動は忘れられないですね。

(C)NHK

Q:高石あかりとの共演について

 あかりちゃんとの共演は二人とも暗殺者役で出演したドラマ「ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!」以来、2回目です。第74回で山橋がトキにパイナップルでぽかん!とやられたシーンでは、その当時つちかったであろう振り向きから撃ちのスピードの速さがさすがでしたね(笑)!

 相変わらずすばらしい方で、脚本家さんが書いたセリフを高石あかり自身の人間性に近づけて言うスピードがすごく速い。自分を出しつつ、ちゃんとセリフを言うまでの速さが圧倒的ですばらしいです。

Q:収録した中で印象的だったシーン

 山橋の西洋料理店でおトキさんとヘブンさんが対じする食事のシーン(75回)は、圧倒的にすばらしいものを見させていただいたなという感じです。二人が夫婦になった後のあの悩みは、全てのご夫婦に起きる可能性のある話。それでも二人で前に進むというセリフのやりとりが10ページ以上続くのですが、それを一連で撮影したんです。あかりちゃんとトミーさんの集中力が本当にすごかったですね。それに、セリフの間がどんなに空いても、予定とちょっと違うことが起きても支え合ってお互いにカバーし合える。ずっと一緒に演じてきたからこその、その関係値にすごく感動しました。

 山橋が画面に映っていない時は、舞台のそでにいる時みたいに音を立てないよう気をつけながら、じっとお二人のお芝居を見ていたのですが、生で見ていると涙が出てくるほど見事でした。そんな中、僕が演じる山橋のセリフは少なめで、ひとつでもミスったら最初からやり直し。料理を出したりするのも、プレッシャーしかなかったです(笑)。

(編集部・倉本拓弥)

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