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北大路欣也、83歳の誕生日を祝われ涙 伊東四朗からサプライズ祝福「あなたは時代劇の師匠」

北大路欣也、バースデーサプライズに涙…
北大路欣也、バースデーサプライズに涙…

 俳優の北大路欣也が19日、都内で行われた「三屋清左衛門残日録 永遠の絆」(時代劇専門チャンネル、3月7日よる7時~※リピート放送あり)の放送直前舞台あいさつ付き特別上映イベントに出席。今月23日に83歳の誕生日を迎える北大路は、共演者からバースデーケーキ&花束、この日登壇しなかった伊東四朗からサプライズでビデオメッセージを受け取った。伊東が過去の共演を振り返り「あなたは時代劇の師匠」と賛辞を送ると、北大路は感極まって涙を流した。

【画像】北大路欣也が涙…少し早いバースデーサプライズ

 北大路は「本当に皆さん、こんなふうに誕生日を祝っていただいて幸せです。伊東四朗さんは今88歳。そして現役です。私は伊東さんの背中を追いかけて、できる限り今後もついていきたいと思っております」と伊東に感謝の気持ちを述べ、自身の代表作となった「三屋清左衛門残日録」についても「この作品に出会えたのもものすごい運命。83歳になって、まだ清左衛門を演じさせていただけることは本当に幸せなこと」としみじみ話した。

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 本作は、北大路主演のオリジナル時代劇シリーズ第9作。藤沢周平の傑作短編小説「切腹」「木綿触れ」の世界を融合させ、北大路演じる清左衛門が、慎ましく生きる若い夫婦に起こる悲劇と、町奉行を務める親友・熊太の旧友の突然の死に向き合う姿を描く。イベントには、共演者の佐藤流司山谷花純、メガホンをとった山下智彦監督も来場した。

 2016年にスタートし、9作目を迎えた本作について北大路は「はじめにこの作品のオファーを受けた時は、60歳になったばかり。原作を読んだ時、三屋清左衛門が自分の手には届かないところにいる気がしてお断りしたんです」と振り返る。

左から山下智彦監督、山谷花純、北大路欣也、佐藤流司

 北大路は「その後、70歳になった時にまたオファーをいただいて、こんなに嬉しいことはなかった。『よし、今回どうしても挑戦したい』と参加させてもらいました。この作品の世界に入り、この世界を体現できるのは喜びしかない」と述べ、「作品がいつも終わるたびに感動をいただいています。自分もこの作品に入って人間として成長させていただいたと思うんです。今回も新しい出会いがあり、新しいストーリーがあり、その中で一生懸命役を務めさせてもらいました。もう9作目か、という感じですね」と話す。

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 夫婦役を務めた佐藤と山谷は、そんな北大路の現場での様子を聞かれると、佐藤は「個人的にはやっぱり人のセリフを受けたりしている時の、受ける芝居をされている姿が印象的でした」と印象を振り返り、「そこにいるだけの時間ではあるのですが、深みを持たせるのにとても大切な時間だと思いました。欣也さんの居住まい、風格が役に息吹を与えている気がしました」と話す。山谷も「カメラに立っていない時の北大路欣也さんが謙虚で。スタッフ一人一人に感謝の気持ちを向けていて、それを見て、こういう人だからこそ、こういう作品に恵まれるんだと思いました」と話した。

 これに北大路は、自身が若い頃に先輩俳優から刺激を受けた経験を紹介。「若い頃、勝新太郎さんとご一緒したことがあるんです。勝さんは三味線がプロ。お前も弾いてみろと言われて、チン、トン、シャンとやったら、『音は誰にも出せる。チントンシャンの無音の時が大事だ。それはセリフも同じだ。セリフとセリフの無音の時に何を思うかだ。その時に何を思うかで次の音が決まる』って。20何歳の時だったんですけど、その時のことが今でもふっと思い出されます」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)

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