『スタンド・バイ・ミー』監督夫妻の刺殺事件、32歳息子が無罪を主張

映画『スタンド・バイ・ミー』などのロブ・ライナー監督(78)と妻ミシェル・シンガーさん(68)を殺害した疑いで逮捕された息子のニック・ライナー(32)が現地時間23日、ロサンゼルスの法廷に出廷し、無罪を主張した。米メディアが報じている。
ライナー監督とミシェルさんは昨年12月14日、自宅にて、複数の刺し傷を負った状態で遺体となって発見された。検察は、ニック・ライナーが寝室で二人を刺し殺し、逃走したと主張している。ニック・ライナーは同日逮捕され、2件の第一級殺人罪に問われており、有罪となった場合には、終身刑または死刑が科される可能性がある。次回の出廷は4月29日だ。
当初、ニック・ライナーの罪状認否は1月に予定されていたが、最初の弁護士が手を引き、新たな弁護士が付いたため延期となっていた。
長年薬物依存に苦しんでいたニック・ライナーは、両親の家の敷地にあるゲストハウスに住んでいたが、事件の数週間から精神状態が悪化し、事件前日のパーティーではライナー監督と口論をしているところが目撃されていた。ライナー監督は半自伝的な映画『ビーイング・チャーリー』(2015)で、薬物中毒の息子ニック・ライナーとの関係を描いたこともある。(朝倉健人)


