マーゴット・ロビーの衣装だけで51着!『嵐が丘』美しすぎる衣装の秘密

マーゴット・ロビーとジェイコブ・エロルディが主演を務めたロマンス映画『嵐が丘』(2月27日公開)から、美しき豪華な衣装の秘密に迫った特別映像が公開された。
1847年に出版されたエミリー・ブロンテの古典小説を、『プロミシング・ヤング・ウーマン』のエメラルド・フェネル監督が大胆な解釈で映画化した本作。嵐が丘と呼ばれる屋敷に住む美しい令嬢キャサリン(マーゴット)と、屋敷に引き取られた孤児ヒースクリフ(ジェイコブ)は激しく惹かれ合うが、身分の違いに引き裂かれて別々の道へ。しかし、裕福なエドガー(シャザド・ラティフ)と結婚したキャサリンのもとに、立派な紳士へと成長したヒースクリフが現れる……。
衣装デザインを手掛けたのは、2度のアカデミー賞受賞を誇るベテラン、ジャクリーヌ・デュラン。実写版『美女と野獣』や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』、そして世界をピンクに染めた『バービー』なども担当した人物だ。エメラルド・フェネル監督は「生地と感情の関係」にこだわり、デュランと共に数千枚にも及ぶ膨大なイメージから作業を開始。登場人物の心情を呼び覚ますシルエットや質感を丹念に見いだし、キャラクターの魂を衣装に宿していった。
その徹底した作り込みは驚異的なボリュームにも表れており、マーゴット演じるキャサリンの衣装だけで51着が用意され、うち38着が本作のための完全オーダーメイド。映画全体では約60回もの衣装替えが行われており、数分ごとに新たなビジュアルがスクリーンを彩る計算だ。時代設定に縛られない、監督曰く「おとぎ話のような」想像力溢れるデザインは眼福といえる。
さまざまな美しいドレスが並ぶが、実はキャサリンの衣装はすべて黒、白、赤の3色のみで構成されている。物語の進行や彼女の心理状態に合わせ、どの色が選ばれているのか──その象徴的な衣装の効果に注目することで、より深く物語を堪能できるはずだ。


