市川團十郎「リブート」“最後の大物”役で日曜劇場初出演 総理大臣を狙う大物政治家に

歌舞伎俳優の市川團十郎が、鈴木亮平主演の日曜劇場「リブート」(TBS系、毎週日曜よる9時~)に、3月22日に放送される第9話からゲスト出演することが発表された。日曜劇場への出演は今作が初めて。また、2022年に十三代目市川團十郎を襲名してからは初のドラマ出演となる。(以下、第7話までの内容に触れています)
「リブート」は、妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸(松山ケンイチ)が、事件を捜査する刑事・儀堂歩(鈴木亮平/二役)に顔を変えてリブート(再起動)し、真犯人を見つけるために奔走するサスペンス。早瀬をリブートさせる会計士・幸後一香役で戸田恵梨香が出演。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「ラストマン-全盲の捜査官-」などの黒岩勉が脚本を務める。
第2章の幕開けとなった8日放送の第7話では、監察官・真北正親(伊藤英明)が追う大物政治家であり、彼の兄でもある大物政治家“クジラ”の存在が判明した。その人物は、野党第一党の党首・真北弥一。第7話では顔が映っておらず、真北監察官が狙う大物“クジラ”を誰が演じているのかSNSでも話題を呼んだが、その人物を團十郎が演じる。
総理の座に就くために政権奪取をもくろむ弥一は、そのためにはどのような汚れ役も受ける覚悟を持つ。一方で、ダークバンカー・合六(北村有起哉)から闇献金を受けている疑惑があり、弥一の不正を疑う真北監察官は、捜査二課と共に密かに追っていた。
團十郎と伊藤は若いころから親交があり、二人が演じる真北弥一と真北正親の兄弟対決は、クライマックスを飾る見どころの一つ。團十郎は「実際には彼の方が2歳年上なのですが、今回のドラマでは私が兄役という設定でしたので、年上に見えるよう意識して役作りをしました。具体的には体重を増やすなど、自分なりにイメージを膨らませながら役に臨めたと思っています」と語っている。
「日本という国を良くしよう」という思いを持つ弥一の行いは善なのか悪なのか。そして、早瀬にとって敵となるのか、味方となるのか。第9話、第10話の大きなカギを握る役どころとなる。東仲恵吾プロデューサーは、弥一について「リブートし、すべてを失い、すべてに巻き込まれながらも、それでもなお『家族のもとへ戻る』という、たったひとつの願いを胸に、極限の愛で立ち向かい続けてきた早瀬。その前に、ついに“最後の大物”が立ちはだかります」とコメントしている。
市川團十郎、東仲プロデューサーのコメント全文は以下の通り。
市川團十郎(政治家・真北弥一役)
鈴木さんは第一印象から、とても紳士的な方だなと感じました。今回の作品では一人二役という難しい役に挑戦されていて、役の細部にまで配慮されている、とても丁寧な役者さんだという印象を受けました。
伊藤さんは若い頃から知っているので、真剣に芝居をしている姿を見ると、思わず笑ってしまいそうになる瞬間もありました(笑)。実際には彼の方が2歳年上なのですが、今回のドラマでは私が兄役という設定でしたので、年上に見えるよう意識して役作りをしました。具体的には体重を増やすなど、自分なりにイメージを膨らませながら役に臨めたと思っています。
お二人と今回ご一緒できたことは、本当に楽しく、嬉しい経験でした。
弥一という人物が皆様にどのように映るのかは分かりませんが、彼は日本という国を良くしようという思いを持ちながら行動している人物です。その過程で、危ない橋を渡っていることにも気づきながら生きている。決して単純な悪ではない人物です。もし全てが悪であれば、思い切り悪に徹して演じることができるのですが、そうではない。その“悪とも善とも言い切れない部分”をどう表現するか、また弟との関係性の中で、家族だからこその甘えと冷徹さを併せ持つ人物として演じるのが、とても難しかったですね。ですが、そこがこの役の見どころでもあり、演じがいのある部分だったと思います。
プロデュース・東仲恵吾
リブートし、すべてを失い、すべてに巻き込まれながらも、それでもなお「家族のもとへ戻る」という、たったひとつの願いを胸に、極限の愛で立ち向かい続けてきた早瀬。
その前に、ついに“最後の大物”が立ちはだかります。
真北弥一役を、市川團十郎さんに演じていただけることになりました。
真北弥一は、総理大臣すら狙えるほどの人気、求心力、そして抗いがたい魅力を備えた男。
理想を掲げながらも、その実現のためには清濁をも呑み込む覚悟を持つ、光と影を併せ持つ存在です。
この圧倒的な存在感を体現できるのは、市川團十郎さん以外に考えられませんでした。
説明など不要。ただそこに立つだけで伝わる、圧巻のオーラと迫力。
その一方で、ふと見せる人間味あふれる眼差しや、人を引き寄せる人懐っこい表情。
強さと温度を同時に宿す、その唯一無二の佇まいが、物語を最終章へと押し上げます。
果たして弥一は、早瀬にとって最後の敵となるのか。
それとも、思いもよらぬ形で道を交える存在となるのか。
愛を貫こうとする男と、権力の頂を目指す男。
その激突を、どうか目を離さずに見届けてください。


