ティモシー・シャラメが代役拒否!『マーティ・シュプリーム』おしりペンペンシーンの真相

現在公開中の映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』のジョシュ・サフディ監督が来日時にインタビューに応じ、話題になったティモシー・シャラメの“おしりペンペンシーン”の真相を語った。
ティモシーが「卓球で世界一になる」という1950年代のアメリカでは誰にも見向きもされないような夢を抱き、地獄のような苦難を突き進んでいく青年マーティ・マウザーにふんした本作。自信家のマーティは他者の気持ちなど顧みず、ひたすら利己的に人生を駆け抜けていくが、彼の天敵となる実業家ミルトン・ロックウェルにその代償を残酷な形で払わされることになる。
その一つが、パーティー中、人前で尻を出さされ、卓球のラケットでロックウェルに叩かれるシーンだ。ロックウェルを演じたのはこれが映画デビューとなる実際に実業家のケヴィン・オレアリー。ケヴィンはこのシーンでティモシーが代役を拒否し、実際に自分が叩かれると言い張ったため、数時間にわたってラケットで彼の尻を叩くことになったと発言して話題になっていた。
ティモシーのこの献身ぶりに驚いたかとの問いに、「全然! 俳優にはスタントを用意するものだが、彼に『やりたくなければ代役がいるよ』と伝えると逆に気分を害していたよ」と笑ったサフディ監督。「『なんで代役がここにいるんだ?』と怒るから、『君がやりたくない時のためだよ』と返すと、彼は『もちろん自分でやる。僕は叩かれる必要があるんだ』と(笑)」
ただ、そもそもケヴィンはこの話をかなり誇張しているといい、サフディ監督は「ケヴィンは話を盛るタイプだから。実際にはとても柔らかいラケットだったし、4~5回はやったけど、彼が言うように1時間も叩き続けたわけではない」と訂正。
「ティミー(ティモシー)には『まず、僕が叩かれるところを見てて』と言って、僕はケヴィンに、本物の硬いパドルで、思い切り僕を叩かせた。『ほら、これは痛い。全然いい気分じゃない』と見せてから、『今度は柔らかい方でやってみて』と。そっちは何も感じないくらいだった。それを見た彼は『よし、やってみよう』となったんだ。もちろん彼にとっては、キャラクターが味わう屈辱を実際に肌で感じることが必要だった」とマーティが人生を知る上で重要だったシーンについて振り返っていた。(編集部・市川遥)
映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は公開中


