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「午後のロードショー」ギネス世界記録に認定 30周年もブレない編成「世の流れに逆らって」

「映画を放送する地上波テレビ番組の最多エピソード数」でギネス認定! - 認定記念会見の様子
「映画を放送する地上波テレビ番組の最多エピソード数」でギネス認定! - 認定記念会見の様子

 テレビ東京の映画番組「午後のロードショー」(毎週月~金:午後1時40分~)が、3月末で放送回数6,252回を記録し「映画を放送する地上波テレビ番組の最多エピソード数」としてギネス世界記録に認定。放送30周年を迎えた4月1日、テレビ東京本社にて「30周年&ギネス世界記録認定記念会見」が行われた。会見には、番組プロデューサーの岡本英一郎尾木和佳奈、テレビ東京社長・吉次弘志が出席。岡本プロデューサーは「この先、7,000回、1万回と番組が続いていきますように」と未来に思いを馳せた。

【画像】最高視聴率を叩き出した『殿、利息でござる!』

 「午後のロードショー」は、テレビ東京にて平日の昼に時間を変えて放送されている長寿番組。1996年4月1日に放送がスタートしてから、この日で30年を迎えた。

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 ギネス認定に、吉次社長は「昔は多くのテレビ局で平日の夜の9時から映画の時間を持っていて、そこでいろんな当時の洋画、吹き替えの映画なんかを観たりするのが、子供の頃の一つの楽しみだった記憶があります」と語ると、「だんだん地上波が映画をやらなくなっていっていく中で、テレビ東京はなんとか踏ん張って『午後のロードショー』をやってきたっていうのは、映画というものに対する一つの興味を持続するために、非常に貢献したのかなという風に思っています」と胸を張る。

番組Pの岡本英一郎

 30周年を機会に、いろいろな記録を調べてもらったという吉次社長。最高視聴率は、2020年5月放送の『殿、利息でござる!』で3.4パーセント。また最も多く出演したのは、俳優・監督のクリント・イーストウッドだという。

 これまで、レイ・ハリーハウゼンチャールズ・ブロンソン、さらにはジャッキー・チェントム・クルーズなど、さまざまな俳優の特集も組まれていた。岡本は「他局と全く同じことをやっていても、埋没してしまうというところがあると思います。テレビ東京のDNAとして、他局と違うことをするっていう意味で、映画が一つの選択肢になってきた」と語ると、尾木は「いろいろな企画をやりましたが、例えば『水曜日は危機に立ち向かう美女たち』みたいな括りで作品を放送した際に、話題になったりした記憶があります」と独自の視点での作品選びが視聴者に受けてきたと明かす。

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ギネス記録認定の瞬間

 また作品や俳優特集選定について、尾木は「視聴率が取れそうな方」という明確な基準を持っているというと「お昼の放送ということで、観ている方が結構高齢だったりするので、その世代に人気のある、クリント・イーストウッドや、チャールズ・ブロンソン、チャック・ノリスなどを選ぶ傾向があります」と語っていた。

 それでも尾木は「いろいろと変化はあります。例えば最近では、チャック・ノリスよりもトム・クルーズだったり。世代交代をしていくなど……しっかりと傾向を踏まえてチョイスしています」と変化への対応も考えているという。

 岡本は「洋画不振の時代だとかサブスク全盛の時代という風に言われていますけれども、世の流れに逆らって午後のロードショーは引き続きこれからも面白い映画をどんどん放送していこうと思っています。この先、7,000回、1万回と番組が続いていきますように」と祈っていた。(磯部正和)

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