クリント・イーストウッドが怒りの声明 拡散されたインタビュー「完全な捏造」と批判

俳優・映画監督のクリント・イーストウッド(95)が、最近自身が受けたとされるインタビュー記事が「完全な捏造」であると、Deadlineを通して怒りの声明を発表した。
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イーストウッドが偽物だと批判したのは、オーストリアの媒体「Kurier」のインタビュー。95歳を迎えたイーストウッドが新作映画のプリプロダクション(撮影前の準備段階)に入っていることや、リメイクや続編であふれ、独創性に欠けた近年の映画業界を批判している発言がつづられていた。
イーストウッドの発言は、すぐさま国内外のメディアでも報じられた。ところが、本人はDeadlineに対して「最近、私に関するいくつかのニュースが出回っている。そこで、真実を明らかにしたい」と声明を発表し、「私が95歳になったことは確かだ。しかし、オーストリアの『Kurier』という出版物や、他の記者へのインタビューにはここ数週間応じていない。このインタビュー記事は完全な捏造だ」と5月31日に95歳の誕生日を迎えたこと以外は誤りだと主張している。「Kurier」側は、イーストウッドの声明に関してコメントしていない。
昨年全米公開された『陪審員2番』(U-NEXTで独占配信中)が引退作ともささやかれていたイーストウッド監督。新作の情報に喜ぶ人も多かったが、声明を受けて、今後は不透明になっている。(編集部・倉本拓弥)


