『仮面ライダー電王20th』新作映画、20周年前に異例の発表 東映・白倉P「見切り発車です」

平成仮面ライダーシリーズ第8作「仮面ライダー電王」(2007~2008)の20周年プロジェクトとして、完全新作映画が製作されることが3日、都内で行われた「仮面ライダー生誕55周年発表会」にて発表された。発表会には、プロデューサーの白倉伸一郎(東映株式会社 上席執行役員)が出席し、プロジェクトの概要について語った。
「仮面ライダー電王」は、ひ弱な主人公・野上良太郎(佐藤健)が、仮面ライダー電王として“時の運行”を守るために戦う物語。テレビシリーズ終了後も根強い人気を誇り、劇場版が多数製作されてきた。また、2018年に公開された映画『平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズ FOREVER』では、佐藤が約10年ぶりに野上良太郎としてシリーズ復帰したことも話題になった。
新作映画は、東映が新たに展開する新レーベル「THE KAMENRIDER CHRONICLE」(仮面ライダークロニクル)の第2弾として、『アギト-超能力戦争-』に続いて製作される。
会場では、関係者向けにプロモーション映像が限定公開された。「仮面ライダー電王」に登場するイマジン・モモタロス(声:関俊彦)とウラタロス(声:遊佐浩二)が可愛らしいイラスト調で登場し、「最後の電王だってよ。楽しみだぜ」(モモタロス)、「ほんとかな~? 『さらば~』とか『完結編』とか言って、続きが作られるなんてありがちじゃない」(ウラタロス)と彼ららしい掛け合いが収録されていた。
登壇した白倉プロデューサーは「『仮面ライダー電王』は2007年放送なので、20周年は来年(2027年)なんですよね。1年も早く記念ロゴを作ってしまうっていう……見切り発車ですかね。電車のライダーなので、かなりフライングな感じでございます」とジョークを交えてコメント。
この日は、20周年記念映画のみが発表されたが「映画に限らず、いろいろな展開をしてきます」と白倉プロデューサー。「もっともっと大きい広がりを見せていく、そういうプロジェクトになってくると思います。来年になるかもしれませんが、単なる作品の発表のみならず、20周年プロジェクトとして、全体をどう展開していくのか、マルチメディア型の新しい発表会というのをさせていただければと思っております」と今後の展開を予告していた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)


