安井謙太郎、謎多きギャバン・ライヤで挑戦 スーツアクター・蔦宗正人と生み出す新時代の忍者アクション

4月19日放送の「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」第10話「忍びのギャバン」より、風波駆無(かざなみ・くない)/ギャバン・ライヤ役で登場する安井謙太郎(34)。幼少期に「忍者戦隊カクレンジャー」(1994~1995)に夢中になっていた彼が、忍者をモチーフにしたギャバンに“蒸着”する。初登場を前に、自身が演じるキャラクターについて、スーツアクターの蔦宗正人と二人三脚で作り出すギャバン・ライヤのアクションについて語った。
「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」は、銀河連邦警察捜査官の主人公・弩城怜慈/ギャバン・インフィニティ(長田光平)が、いくつも重なる多元宇宙(コスモレイヤー)へと向かい、それぞれの宇宙で「ギャバン」を名乗る者と出会い、合同捜査を繰り広げる特撮ドラマ。
敵か味方か…風波駆無から漂う“強者”の風格
安井扮する風波駆無は、Z2066(ゼータ フタマルロクロク)の銀河連邦警察の星間諜報部に所属し、他次元の調査監視を行っている。怜慈と同様に次元を超えることができる“次元超越者”で、風波流忍術を操る生き残りの一人でもある。
5人組アーティスト・7ORDERのメンバーとして活動する安井は「まさか34歳になってヒーローになれると思わなかったです。『PROJECT R.E.D.』(※東映の新ヒーローブランド)の記念すべき1作目に参加できるありがたさと同時に、責任もすごく感じました」と出演が決まった心境を明かす。
怜慈たちの前に突如現れる駆無は「すごく謎めいたキャラクターです」と表現する。「一体どんな人物なんだろう? という状態で登場します。目的があるはずなのですが、それが何なのかが分からないまま、怜慈とぶつかっていきます」
謎多き駆無は口数が少なく、「~をした、私が。」と倒置法を用いたセリフ回しが特徴的だ。「普通と逆の言い回しなので、撮影現場に入った時に頭が混乱します(笑)。口数が多いキャラクターではないので、声色やボリュームなど、一つのセリフでどれだけインパクトを残せるかをすごく意識しています」
駆無のビジュアルも、従来の忍者像を覆すインパクトを放っている。「サングラスを忍者モチーフのヒーローに取り入れるのは新しい試みで、気に入っているポイントです。最初に“強いキャラクター”というイメージの土台があり、衣装合わせをしていく中で、髪色を明るくしたり、髪の毛を耳にかけてみたり、イヤーカフをつけたりなど、試行錯誤を繰り返していきました」
洗練されたギャバン・ライヤのアクション
ギャバン・ライヤのアクションにも忍者らしい要素が盛り込まれており、安井は「最小限の動きでかわしたり、相手の攻撃を利用したり、そういった動きがとてもシャープでかっこいいです」と興奮気味に語る。
「ギャバン・ライヤを演じる蔦宗さんは、普段はアクション中にお芝居をかなりされるタイプですが、今回はボディーランゲージを含めて、あまり暴れないように意識されているそうです。蒸着前の僕の演技もすごく観察してくださっています」
「駆無とギャバン・ライヤのアクションのイメージは、最初のアクション稽古の時に二人で固めました。パンチを受ける時も、どういう形で最小限によけるのか、二人で解釈を共有して、同じ方向性を向いて、技のクオリティーを上げています。蔦宗さんからは『もう少し身体を倒した方がいい』『足を伸ばせたらもっと最高』など技術的なアドバイスを日々いただいています。僕のシーンの撮影が終わり、蔦宗さんのパートにチェンジする時、いつもハイタッチする瞬間が最高です」
「ギャバン」「ジライヤ」の同時トレンド入りが見たい
駆無の初登場回となる第10話の見どころは、福沢博文監督の演出によるアクションシーンだという。「駆無のアクションは、彼の“恐れ”をベースに作っているので、一つひとつの挙動やアクションに、駆無のキャラクター性が表れています。駆無の謎に関する手がかりが潜んでいたりするので、ぜひ細かい表現まで何度も観ていただけたら嬉しいです」
「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」は毎週、多くの関連ワードがSNSのトレンドを席巻する。安井は、自身の初登場回にトレンド入りを期待するワードとして「ジライヤ」を挙げた。
「一番はジライヤです。ギャバン・ライヤのビジュアルは『世界忍者戦ジライヤ』を彷彿させるので、ファンの心をくすぐる要素に気づいてくださった方がいて、トレンドに上がってきたらいいなと思います。令和に『ギャバン』と『ジライヤ』という言葉が並んだらアツいですよね。それをきっかけに、(作品を)観てみようかなと思ってくださる方がいたら嬉しいです」(取材・文:編集部・倉本拓弥)
「超宇宙刑事ギャバン インフィニティ」はテレビ朝日系にて毎週日曜午前9時30分~放送中


