ADVERTISEMENT

菅田将暉、軍師役で「絶叫しながら戦う提案」 戦国時代における死との距離感意識

第14回より菅田将暉演じる竹中半兵衛
第14回より菅田将暉演じる竹中半兵衛 - (C)NHK

 仲野太賀主演の大河ドラマ「豊臣兄弟!」(NHK総合・毎週日曜午後8:00ほかで放送中)で軍師・竹中半兵衛を演じる菅田将暉が、「半兵衛が豊臣兄弟をより深く信じるようになる、大きな契機となった」という第14回(4月12日放送)のシーンを振り返った。

菅田将暉の美しすぎる竹中半兵衛<12枚>

 大河ドラマへの出演は「おんな城主 直虎」(2017・井伊直政役)、「鎌倉殿の13人」(2022・源義経役)に続いて3度目、4年ぶりとなる菅田。演じる竹中半兵衛は、戦国時代を代表する名軍師。学問に通ずる知略に長けた美男子だったと伝わり、美濃の斎藤龍興に仕えていたがのちに秀吉の参謀となる。

ADVERTISEMENT

 半兵衛について、「(池松壮亮、仲野太賀が演じる)豊臣兄弟の2人がとにかく元気なので、その熱量に自然とほだされていく半兵衛を、自分自身も楽しみながら演じています」という菅田。「これは小一郎役の(仲野)太賀からの提案ですが、「半兵衛はギークで、どこか重さのある人物でいいのでは」という言葉にとても納得しました。オタク気質で少しクセのある半兵衛のユニークさを、ユーモアを交えながら表現していきたいと思っています」といい、「また半兵衛は人の目をしっかり見て話すタイプではなく、そもそもあまり人を見ていない人物だと感じています。そのため、会話をしているようで、どこか会話をする気がない雰囲気は意識して演じています。個人的に、頭のいい人と会話をしていると、こちらが一言発しただけで、思考が一気に広がってどんどん先のことを考えているように感じることがあるので、半兵衛に対しても、そうした思考のスピードや奥行きを感じてもらえたらと思っています」とアプローチに触れる。

 第14回「絶体絶命!」では、浅井長政(中島歩)が朝倉方に寝返ったと知った信長(小栗旬)が半狂乱に。しかし藤吉郎(池松壮亮)の機転で冷静さを取り戻し、退却を決意。藤吉郎はわずかな手勢で、信長が京に戻るまで朝倉軍を食い止める「しんがり」を担うことになり、小一郎(仲野太賀)は、その中でも最も危険な役目を引き受ける……という展開だった。

ADVERTISEMENT

 浅井が裏切ると思っていたことをなぜ言わなかったのかと小一郎に問われ、「もっとわしらを信じてくだされ」と懇願される場面は「半兵衛が豊臣兄弟をより深く信じるようになる、大きな契機となったシーン」だったといい、「今後も三人だけの場面は続いていきますが、少しずつ距離が縮まっていくのを感じます」と兄弟との関係が変化しつつあると分析。

 また金ヶ崎の戦いでは半兵衛が織田軍として初めて前線に立つこととなり、菅田は「戦国に生きる人物を演じるうえで、「死」との距離感は重要な要素の一つです。ふだんは一歩引いた立場にいる半兵衛だからこそ、思わず叫んでしまうほどの死への恐怖や、絶対に生きて帰るという強い思いをしっかりと表現したいと考え、絶叫しながら戦うことを提案して、演技に取り入れました」と振り返る。

 小一郎、藤吉郎らと死線を潜り抜けたことで絆が強くなった感のある半兵衛。撮影では劇中さながらに仲野、池松から刺激を受けているようで「太賀と、秀吉役の池松(壮亮)くんからは、一緒にお芝居をしている中でこちらの力を引き出してもらっていると感じる場面が本当に多いです。ポーカーフェイスで感情をあまり表に出さない半兵衛ですが、二人とのシーンではつい素の表情が出てしまうんです。演じていてとても楽しいですし、二人との掛け合いでは常に刺激をもらっています。また、僕の解釈になりますが、半兵衛は策略を練ること以外にあまり楽しみを見いだせていなかった人物ではないかと感じています。だからこそ、小一郎や藤吉郎、そして高橋努さん演じる蜂須賀正勝とは、まるで一つのチームのような関係で、青春を一緒に謳歌しているような感覚があります」と語っている。(石川友里恵)

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • ツイート
  • シェア
ADVERTISEMENT