実写『ブルーロック』松井大輔、高橋文哉・櫻井海音・高橋恭平・Kらにサッカー指導 独自の練習メニュー明かす

映画『ブルーロック』より高橋文哉演じる潔世一
映画『ブルーロック』より高橋文哉演じる潔世一 - (C) 金城宗幸・ノ村優介/講談社 (C) CK WORKS

 高橋文哉主演の実写映画『ブルーロック』(公開中)でサッカー監修を務めた元日本代表MF(ミッドフィルダー)の松井大輔が、主演の高橋をはじめキャストたちに行ったサッカー指導について語った。

【画像】チームV・W・X・Y・Zの面々【場面写真14点】

 本作は、原作・金城宗幸、漫画・ノ村優介による同名漫画に基づき、日本をサッカーワールドカップ優勝に導くストライカーを育成するため、日本フットボール連合が立ち上げた“青い監獄(ブルーロック)”プロジェクトを舞台に、全国から集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが熾烈なサバイバルを繰り広げる物語。プロジェクトでチームZに振り分けられる主人公・潔世一に高橋文哉、同じくチームZの蜂楽廻に櫻井海音、千切豹馬に高橋恭平なにわ男子)、彼らの前に立ちはだかるチームVの天才・凪誠士郎に&TEAMKがふんする。

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 松井いわく、潔の特徴は「空間認識能力とダイレクトシュート」。演じる高橋には「常に周りを俯瞰で見られるようなキャラクターにしようということで、「顔を振ってください」とはよく言っていました」といい、「ボールを保持していてもちゃんと顔が上がっているように意識してもらいました。でも僕が言うまでもなく、文哉くんは潔のことをちゃんと分かっていたので、自然とできていたことはたくさんある。実際ボレーもうまかったです。ほとんどのキャストの方が自分のキャラを深く理解されてプレーされていたので、僕からはちょっとした動きの修正くらいだったと思います」と振り返る。

 「文哉くんはもちろん、今回のキャストの方はセンスがある人がとても多かった」とも語る松井。一方で、松井は「センスよりも情熱の方が大事な気がしている」と持論を述べる。

 「「負けたくない!」「強くなりたい!」という気持ちが大きい人は、絶対に伸びます。勉強も同じなんじゃないかな。吸収しようとアンテナを立てている人の方が成績が上がるじゃないですか。そのためにはサッカーに興味を持ってほしかったし、練習も面白く楽しくやってほしかったので、皆さんの興味が湧く方向に練習内容もシフトチェンジしました。最初の頃は本当にきついメニューばかりやってもらっていたんですよ。体力をつけるために、とにかくめちゃくちゃ走ってもらって…。でも僕自身走るだけの練習は嫌でしたし(笑)、「基礎ばっかりで面白くないな」って思っていた時期があるので、途中からゲーム要素を組み込んでいったんです。練習を楽しくしてもらって、サッカーを好きになってくださいという気持ちでメニューを作っていきました」

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 松井が「サッカーを好きになってもらうために」と考案したメニューが、「鬼ごっこ」だ。

 「ボールも何も持たずにただ走るのが一番きついので、鬼ごっこの要素を入れました。鬼ごっこが一番サッカーっぽい動きなんですよ。相手がいるとよけないといけないから、それがフェイントの練習にもなる。いろんなステップを使って相手をかわしていったりするし、相手を追うことで体力もつくんです。それをボールと一緒にやると楽しいかなと思って、積極的に取り入れていきました」

 松井がキャストの方たちによく質問されたのが、ボールを持っていない状態の時の動き。これをクリアするためには「基礎」の習得が不可欠だったという。

 「“オフ・ザ・ボール” といってボールを持っていない状態の時に、「どういう動き方をしたらいいか分からないんです」とキャストの方たちからよく聞かれていました。確かにこれはサッカー経験者でないと分からないことで、常にボールがある方に反応している動きがないといけないんです。これは基礎がないとできない動きなので、そのためにも基礎をちゃんとやりましょうと。見る人が見れば分かってしまいますから」

 また、櫻井海音、高橋恭平、Kへの具体的な指導については「海音くんは東京ヴェルディのジュニアユースにいた人ですから、当然めちゃくちゃうまかったです。蜂楽のプレーの見本を最初は僕がやって見せるんですが、どうしても人によってクセがあるので、そこからは彼のやりやすいようにアレンジしてもらっていいよというやり方でした。それくらい最初からレベルが高かったです」「恭平くんはムードメーカー的な存在で、彼の周りを和ませる話術やフランクな雰囲気は練習の時にすごく助かりました。千切はもともと足をケガしているという設定なので、ランニング練習の時に少し前傾姿勢でやってみてもらったりと、細かい調整はさせてもらいました」「Kくんは役的にかなり難しいプレーシーンが多かったので、最初は細かい動き方などはいろいろ助言させてもらいましたし、僕のプレー動画を送ったりしましたけど、最終的には僕から言うことはほとんどなくなりました。もともとのポテンシャルが高い方だったし、彼の中で凪という役を理解しながらプレーとすり合わせているのが分かったので安心して見ていました」と語っている。

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