『八つ墓村』尾上松也、金田一の全力疾走シーン「トップクラスで大変」プレッシャー乗り越え自信

歌舞伎俳優の尾上松也が18日、都内で行われた映画『八つ墓村』(9月18日公開)のプレミアナイトに出席した。尾上は、幾度も映像化された作品への出演にプレッシャーを感じたと明かしつつ、歴代の名優たちも挑戦した名探偵・金田一耕助の疾走シーンを振り返り、「全力疾走のシーンはぜひ見てほしいです。トップクラスで大変でした。みんなが想像する倍くらい(走るシーンが)長く感じた」と撮影を振り返っていた。この日は共演者の奥智哉、堀田真由、小籔千豊、高島礼子、滝藤賢一、本作のメガホンをとった清水崇監督も登壇した。
【画像】尾上松也、セクシーな長髪で登壇『八つ墓村』プレミアナイト
推理作家・横溝正史による原作小説を『呪怨』シリーズなどの清水監督が映画化した本作は、母親を亡くしたことをきっかけに、自身のルーツである岡山県の“八つ墓村”を訪れた大学生・井川辰弥(奥)が、探偵・金田一耕助(尾上)と共に不可解な連続殺人事件に巻き込まれていくミステリー。
この日の会場ではキャストがレッドカーペットを闊歩するファンサービスも行われ、集まった約300人の来場者からは「松也コール」も。金田一役の尾上は、本作への出演について「これだけ有名な作品で、これだけ有名な役柄を演じるということが非常にプレッシャーでした」とオファーを受けた当時の心境を述べ、「でも、共演者の皆さんと、監督とスタッフの皆さんの導きのもと、新たな『八つ墓村』ができたと確信しております。皆さんにご覧いただくのが今から本当に楽しみです」と作品の完成度に自信を見せる。
完成した作品を観たという尾上は「あっという間に時間が過ぎたことに驚きました。飽きる部分がほとんどなかった。お客さんとして観た時にそう感じられたのが嬉しい」と述べ、「僕が出ていなかったシーンも想像以上に迫力があった。滝藤さんとは同じシーンが少なかったんですけど、想像以上に迫力があって、全てのセクション、役者さんも含め、スタッフの皆さんが、細やかな情熱を注いでいたことに感激しました。そのおかげで、こんな素晴らしい作品になった。私もそれに携われて、なおかつ金田一耕助という大役を務められたことに、感謝とともに誇らしさを感じました」と話した。
疾走シーンといえば、田治見要蔵を演じる滝藤も狂気に満ちた疾走シーンに挑んだといい「本当にスタッフの皆さんに頑張っていただいて。というのも、もう(すぐ)50歳ですから。体がボロボロで、全力疾走ってあんまりしない。走るのが怖いんです。走り方も覚えてないぐらいな感じですから」と照れ笑いを浮かべていた。
また、辰弥役の奥は「日本の伝統あるミステリー『八つ墓村』に携われたことに、すごく喜びを感じます」としみじみ。「歴史の一部になったのかなって思うと、作品が公開されるのがすごく楽しみ」と笑顔で語る。堀田も「何度も映像化がされてきた『八つ墓村』に出演することができて、本当に嬉しい」と述べ、小籔も「こういう怖い映画に出させていただくのは初めて。1年ぐらい前から、このストーリー、この面白さを黙るのが本当に辛くて。早く9月になってほしいなというふうに願っておりました」と自信をのぞかせた。
一方、清水監督もプレッシャーを感じていたといい「監督として引き受けるかどうかすごく悩みました」と振り返りながら「すごくハードルの高い有名な映画であり原作。過去の『八つ墓村』に自分が挑戦するという重荷をどう受け止めるべきかと考えました。賛否両論起こるのを覚悟の上で監督を引き受けました」と覚悟を明かしていた。(取材・文:名鹿祥史)



