アン・ハサウェイ、ディズニー殿堂入りで涙 アナ・ウィンターも祝福「最高のパートナー」

俳優のアン・ハサウェイが、ディズニーに多大な貢献をした人物に授与される「ディズニー・レジェンド・アワード」を受賞。米アナハイムで開催中のディズニーファンイベント「D23」で現地時間16日に行われたセレモニーに出席し、ファンからの祝福に感極まり涙する一幕があった。
アンとディズニーは、デビュー作『プリティ・プリンセス』と続編『プリティ・プリンセス2』で主演を務め、世界中から熱狂的なファン層を獲得することに成功した。その後も、ティム・バートン監督による『アリス・イン・ワンダーランド』とその続編『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』、彼女の代表作である『プラダを着た悪魔』と今年公開された続編『プラダを着た悪魔2』など長年にわたってタッグを組んできた。現在『オークストリートの異変』『オデュッセイア』が全米公開されているなど、ハリウッドのトップスターとして君臨している。
『プラダを着た悪魔』でタッグを組んだデヴィッド・フランケル監督の紹介でステージに登場したアンは、会場のディズニーファンから大歓声を浴びると、思わず涙を流し、両手で涙を拭う仕草を見せた。会場には夫のアダム・シュルマン、2人の息子ジョナサンとジャックも同席しており、「私が今日ここにいられるのは、世界で最も桁外れに幸運な人間の一人だからです」と語り、「演技、ストーリーテリング、想像力を働かせることが尊重され、祝福されるような家庭に生まれた私は、なんて幸運なのでしょう」と客席にいる家族に感謝を述べた。
続けて「最初のオーディション合格が、とても若かった私に多くの機会をもたらしてくれたのは本当に幸運なことでした。『プラダを着た悪魔』のように、何百万もの女性が憧れた仕事を得られたこともそうです」と続けたアンは、「スタンリー・トゥッチやエミリー・ブラントとも共演できました。それから、えぇと……あの人の名前なんだったっけ」と同作で共演したメリル・ストリープの名前を忘れたフリをして笑いを誘うと、「これまでの人生、大好きな仕事をしながら、たくさんの冒険をして、喜びを知り、自分の人生をこれ以上ないほど愛している家族と分かち合い、祝福できるという並外れた幸運に恵まれました」と続けた。
また会場には、『プラダを着た悪魔』に登場する鬼編集長ミランダとモデルとなった元Vogue編集長アナ・ウィンターがビデオメッセージを寄せた。「長年にわたり、私はアンを最も理想的な話し相手として、また最高のパートナーとして接してきました。今年のアカデミー賞で彼女と一緒に短いコントをやる機会があったのですが、正直に言うと、フレッド・アステアとダンスフロアに踏み出すような感覚でした。幸いなことに、アンは驚くほど簡単に進められるように配慮してくれました。彼女がいつでも、誰に対しても当たり前のようにやっていることなのです。アンには尊敬すべき点がたくさんあります。彼女の仕事倫理、才能、多才さ……何よりも、最も印象的なのは彼女の優しさなのです」とアンの人間性を称えていた。
2026年のディズニー・レジェンドにはアンのほか、元ディズニーCEOのボブ・アイガー、ドウェイン・ジョンソン、ジョナス・ブラザーズ、リン=マニュエル・ミランダ、アラン・テュディック、プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、スポーツキャスターのクリス・バーマン、アニメーターのエリック・ゴールドバーグ、イマジニアのキム・アーバイン、そして俳優のスーザン・イーガンが名を連ねた。(取材・文:編集部・倉本拓弥)



