今夜金ローで地上波初放送!実写版『8番出口』ゲームと映画どこが違う?

28日の日本テレビ系「金曜ロードショー」(よる9時~)にて、映画『8番出口』が本編ノーカットで地上波初放送される。世界中で大ヒットを記録したKOTAKE CREATEによるインディーゲームを、二宮和也主演、川村元気監督・脚本で実写映画化した本作。元のゲームと映画版とでは、一体何が違って何が同じなのか。ネタバレなしでそのポイントを紐解く。
原作ゲームは、一人称視点で無限に続く地下通路を歩きながら「異変」を探して脱出を目指す、極限まで削ぎ落とされたシンプルな作風が特徴だった。画面に現れるのはプレイヤー自身と、無言で歩き去るスーツ姿の男(おじさん)のみ。対して映画版では、二宮演じる主人公“迷う男”をはじめ、小松菜奈演じる“ある女”、花瀬琴音、浅沼成といったオリジナルキャラクターが登場する。極限状態の地下通路で人間同士のドラマや心理戦が展開されるほか、主人公が「なぜこの空間に迷い込んでしまったのか」という背景や葛藤が深く描き出され、サスペンス映画としての見応えが増している。
一方で、作品の根底にあるルールや独特の不気味さは原作そのままだ。「異変を見逃さないこと」「異変を見つけたら引き返すこと」「8番出口から外に出ること」という絶対的なルールに従い、正解なら【1番出口】へ進み、見落とせば【0番出口】へ引き戻される絶望的な恐怖はしっかりと再現されている。
さらに、蛍光灯が不気味に灯る真っ白な地下通路の再現度も高く、ゲームのアイコンでもある「歩く男」は俳優の河内大和が熱演。不気味な歩調や佇まいで圧倒的な存在感を放っている。ゲームファンなら誰もが知る名物異変のほか、映画ならではのオリジナルの異変も散りばめられており、画面の隅々に目を配りながらテレビの前で「異変探し」を楽しめる体験型エンタメとしての魅力も健在だ。
シンプルなゲームの恐怖体験に、重厚な人間ドラマを掛け合わせた実写版『8番出口』。ゲーム未プレイの観客も原作ファンも引き込む、究極の脱出劇となっている。



