朝ドラ「ブラッサム」石橋静河、加賀まりこから「ぶりっ子ヒロインはやらないで」とアドバイス

9月28日より放送開始!
9月28日より放送開始!

 2026年後期 NHK連続テレビ小説「ブラッサム」の第1週「私の父、私の母」(9月28日~10月2日放送予定)完成試写会と会見が7日に渋谷のNHK放送センターで行われ、主人公・葉野珠を演じる石橋静河、1980年代に85歳になった珠を演じる加賀まりこ、珠の秘書・藤川優子役の松たか子、珠の継母・リョウ役の国仲涼子、父・清治役の渡部篤郎、制作統括の村山峻平が出席した。

朝ドラ「ブラッサム」完成披露試写会の様子

 本作は、明治・大正・昭和を駆け抜け、自由を求め続けた作家・宇野千代をモデルとした物語。第1週は、明治41年の山口県岩国を舞台に、しつけに厳しい父・清治(渡部)と、血がつながらずとも愛情たっぷりに接してくれる継母・リョウ(国仲)と暮らす4人きょうだいの長女・珠の幼少期が描かれる。

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 いよいよドラマの放送が近づき「お祭りが始まったという感覚です」と晴れやかな笑顔を見せた石橋。「素晴らしいキャストやスタッフの皆さんに支えられながら日々珠を演じていますが、これ以上頼もしい座組はないというくらい、最高の幕開けを観ていただけてうれしいです」と確かな手応えを口にすると、「この作品がたくさんの人に届き、多くの方の背中を押す作品になれば」と意気込んだ。

 本作の主人公・珠のモデルとなったのは、波乱万丈な人生を歩んだ作家・宇野千代。第1週の冒頭には、加賀が演じる85歳の珠も登場する。「わたしは石橋さんのファンなので。せっかく石橋さんががんばってるのに、何で85歳が出てくるのかなと思いましたよ。邪魔になるのが一番嫌ですからね」と加賀節で会場を沸かせると、「やはり宇野千代さんのように自由闊達(かったつ)に生きた女性をヒロインに選んだNHKの判断が中途半端にならないように、きれいごととならないようにと祈っております」と語るひと幕も。

 さらにヒロインの石橋に対しても「とにかくNHKで、ぶりっ子ヒロインはやらないでとお願いした」という愛情あふれるアドバイスが加賀からあったそうで、その言葉を受けた石橋も「珠の人生は山あり谷ありで、当時は女性の自由がなかった時代。その中で『自由に生きる』という選択をすることは、今の私たちが感じる自由とは全く違うものだと思っていて。それだけの抑圧の中で、彼女が自ら選び取っていく姿を大事にしたいと思い、演じています」と返答。加賀も「朝ドラはどうしてもきれい事のヒロインが多いですから。そういう意味で戦ってほしいと思います」とエールを送った。

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 そんな加賀の存在は、石橋にとって計り知れない安心感をもたらしているようで、「冒頭で加賀さんが演じられる珠が出てくるのですが、その姿が本当に私を解き放ってくれるというか。(将来は)こんなにすてきな珠さんになるんだと思えて。そこをゴールとして見据えられたことで、今は何も怖くなったというか、どんな苦しみも喜びも乗り越えられると思いました。(珠の役が)加賀さんに決まったと聞いた時は、思い切り背中を押してもらった感覚で、これ以上何も恐れるものはないと感じました」と大先輩への絶対的な信頼を口にした。
 
 さらに話題は、YOASOBIが担当する主題歌「咲き誇れ」が流れるタイトルバックで石橋が披露する印象的なダンスについて。振り付けを担当したのは、世界的なダンサーであり振付家の辻本知彦だ。石橋も「実はお芝居を始める前、コンテンポラリーダンスをやっていたんですけど、その時に辻本さんのワークショップに参加したりして、本当に憧れのダンサーでした。いつも叱咤(しった)激励してくれる辻本さんと10年ぶりにお会いできて、今回振り付けをしてくださったので、それは胸がいっぱいになります」と感無量の様子で、「明るい気持ちになるような、ポップな踊りになりました」と振り返った。

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 現在、撮影はちょうど半分を終えたところだという。「すでにものすごい人数の方たちがクランクインされては、クランクアップしていくということを日々繰り返していて。本当に目まぐるしいんですが、とにかく皆さんとのお芝居が最高に楽しくて、素晴らしい瞬間がたくさん映っています。ぜひチェックをしてください」と充実した表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)

2026年後期 NHK連続テレビ小説「ブラッサム」は9月28日より放送開始

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