藤本タツキ「ここ3年はこれ以上面白いものは出てこない」と絶賛 アニメ『我々は宇宙人』門脇康平監督と焼肉囲む対談公開

 「チェンソーマン」「ルックバック」などの漫画家・藤本タツキと、アニメーション映画『我々は宇宙人』(9月25日全国公開)で企画・脚本・監督を務めた門脇康平によるスペシャル対談の音声がYouTubeで公開された。『我々は宇宙人』について、藤本が「ここ3年はこれ以上面白いものは出てこないって思った」と絶賛するなど、熱いトークを繰り広げる。

【動画】『我々は宇宙人』藤本タツキ×門脇康平監督の対談映像

 『我々は宇宙人』は、才能が潰されない世の中を目指して2022年に設立された映画レーベル「NOTHING NEW」初の長編アニメーション作品。小学三年生の春、平成のある田舎町で出会った内気で“普通”であることに悩む少年・翼と、クラスの人気者で“特別”な存在の暁太郎。ノスタルジーと消したい記憶が入り混じる、30年にわたる“友情”が描かれる。翼と暁太郎のボイスキャストを坂東龍汰岡山天音が務めるほか、山崎天(櫻坂46/崎=たつさき)、松井ケムリ(令和ロマン)らが参加している。

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 公開されたのは、藤本と門脇監督が焼肉を囲みながら本音で語り合う対談動画。クラウドファンディング開始時のティザー特報で作品を知り「この描き方でやってくれるなら僕は行く、って思った」という藤本は、制作陣からの連絡をきっかけに足を運んだ試写を振り返り、「面白くなかったら出ていこう」と思っていたことを明かしつつ、鑑賞後には「すごい面白かった。ここ3年はこれ以上面白いものは出てこないって思った」と脱帽。

 一方、門脇監督は特報を世に送り出すまでの約3年半、誰からの評価も受けずに制作を続けてきたことを振り返り「これ、本当に誰かに観てもらえる作品になるのかなって悩んでいた」と当時の胸中を明かす。

 そんな二人は、試写後にも一度食事をともにしたが、互いの作品や創作について「まだまだ話し足りない」となったことから、今回の対談が実現した。

 お互いに好きだという『NOPE/ノープ』をはじめとする映画談義から、それぞれの作品における世界観の作り方、さらには二人の小学生時代の記憶や創作の原体験へと話題が展開。門脇監督は、翼と暁太郎について「半分ずつ自分って感じがする」と語り、藤本先生も自身が絵を描き続けていた小学生時代を振り返る。さらに「生み出すキャラクターを信じること」や次回作、映画の宣伝方法にまで話は広がっていく。

 そのうえで藤本は『我々は宇宙人』について「翼と暁太郎、どっちかには感情移入できると思う」「体験の映画だと思う。観終わった後、自分の話をしたくなる」と魅力を語っている。

 映像は対談の一部を収めた短尺版となっており、二人がさらに深く互いの作品や創作について語り合ったフルバージョンは後日解禁される予定だ。

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