『丹波哲郎の大霊界/死んだらどうなる』4Kリマスター版が三池崇史の働きかけで奇跡の復活

1989年に公開され社会現象を巻き起こした映画『丹波哲郎の大霊界/死んだらどうなる』が4Kデジタルリマスター版として修復され、第39回東京国際映画祭(10月27日開催)の日本映画クラシックス部門にてワールドプレミア上映されることが決定した。映画監督の三池崇史による働きかけによって廃棄の危機から奇跡的な復活を果たしたもので、あわせて現代美術家・村上隆が描き下ろした特別ポスタービジュアルとコメントが公開された。
丹波哲郎さんが原作・企画・原案・脚本・総監督・出演の1人6役を務め、死後の世界を壮大なスケールで描いた本作。長年倉庫の奥深くに保管されていたオリジナルネガプリントが解体・処分される直前だったところ、三池監督が「昭和の異色超大作である本作をこのまま失わせるわけにはいかない」と関係各所へ強く働きかけたことで4Kリマスタープロジェクトが始動。最新の修復技術により鮮烈な色彩と特撮技術が蘇り、音声も5.1chにアップグレードされた。
丹波さんの没後20年および二十一回忌にあたる今年、ワールドプレミア上映が決定したことを受け、主演を務めた息子の丹波義隆は「父の二十一回忌にあたる今年に、東京国際映画祭という晴れやかな舞台で再上映されることを心より嬉しく思う」と歓喜のコメントを寄せている。
また、特別ビジュアルを描き下ろした村上は「量子力学と般若心経の『空』界隈が大好きな私と『大霊界』との波動が共鳴して、気がついたら絵画作品が出来ていました」と制作過程を明かし、三池監督も「日本インディーズ映画の金字塔『大霊界』。丹波哲郎の愛が生者の不安と邪気を払う!死ぬ前に見るべし!」と熱いメッセージを寄せている。



